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【試合結果】5/13(土)vs 横浜ビー・コルセアーズ@CNAアリーナ☆あきた(秋田市立体育館)

本日も熱いご声援をありがとうございました。

B1残留プレーオフ2016-17 1回戦 vs横浜ビー・コルセアーズ第1戦はお互いに負けられない戦いで前半は競り合いの展開となりました。後半は第3クォーターで横浜に引き離され、最終クォーターで追い上げをみせるものの、振り切られて敗戦となりました。

試合後の囲み取材を田口選手と安藤選手が受け、二人とも同じことを口にしました。
「仲間を信じて、明日勝つだけ。明日まだチャンスがある。」
チームを信じて、明日のチャンスをオール秋田でつかみにいきましょう。明日も秋田ノーザンハピネッツへの応援をよろしくお願いいたします。

【試合結果】5/13(土)18:00試合開始 vs横浜ビー・コルセアーズ@CNAアリーナ☆あきた(秋田市立体育館)

 

    秋田    

    横浜    

 1Q 

 16

17

 2Q 

 25

23

 3Q 

 10

20

 4Q 

 24

18

 

 

 

最終

75

78


プレイバイプレイ・ボックススコア・ハイライト動画こちらからご覧いただけます。
 


【長谷川ヘッドコーチ試合後コメント】
今日は試合の入りから横浜のペースにさせてしまい、要所で秋田のリズムをつかめなかった。大事なところで相手に渡してはいけないリバウンドを渡してしまったり、ターンオーバーをしてしまったので、そのような場面を減らして明日は臨みたい。明日まだチャンスがある。やれるチームだと思っているので、出だしから自分たちのプレーをし、第3戦まで持ち込めるようにする。2つ勝つことを期待してほしい。


【戦評】
■第1Q 16-17
秋田が#3安藤の得点で先行。競り合う展開の中、横浜1点リードで終える
秋田ノーザンハピネッツは、レギュラーシーズン最終節のアルバルク東京戦を80-83、52-78で連敗。最終の通算成績は18勝42敗となり、順位は東地区5位、総合順位では18チーム中16位となり、総合順位の15位から18位までが対象となる残留プレーオフを戦うこととなった。残留プレーオフは1回戦を2戦先勝方式で行われ、第1戦と第2戦で勝敗が並んだ場合は、第2戦終了後に5分前後半3試合目を実施し、敗れたチームがB2降格。勝者は総合順位15位の富山グラウジーズと同18位の仙台89ERSとの勝利チームとの2回戦に進出。2回戦は5月19日に国立代々木競技場第二体育館で、1試合で行われ、勝利チームがB1残留。敗れたチームはB2の3位チームとの入替戦を戦い、最後のB1切符を争うこととなる。敗れた場合に自動降格となるこの残留プレーオフ1回戦、とりわけ、この日の第1戦はB1残留を勝ち取るために、両チームにとってどうしても負けられない戦いとなる。横浜は通算成績16勝44敗で中地区6位、全体順位17位。秋田と横浜は、今季の2月18、19日に対戦し、秋田が84-60、74-68と連勝。しかし、この試合では、横浜のインサイドの要である#42ジェイソン・ウォッシュバーンが欠場していたことで、秋田が優位に試合を進められた側面もあった。秋田は、最終節で#9白濱僚祐が欠場、エースの#22レオ・ライオンズも第1戦の後半から体調不良で試合に出ていない不安材料もあるが、高さでは元日本代表の#1川村卓也や、帰化選手の#10ファイパプ月瑠がいる横浜の優位が予想されるため、ディフェンスでしっかりと耐えながら速い展開で攻撃をつなぎ、劣勢な状態になった場面でも辛抱強く戦うことができるかが勝利への条件となる。オンザコートは、秋田が先行を狙う「2、1、1、2」、横浜が「1、2、1、2」とした。

秋田は#13スコット・モリソンと#22レオ・ライオンズ、#3安藤誓哉、#5田口成浩に、#17中山拓哉を先発で起用。横浜は#42ウォッシュバーンと#10ファイ、#0細谷将司、#1川村、#25竹田謙でスタートした。秋田が1分18秒に#3安藤のミドルシュートで先制。さらに、#13モリソンがゴール下から得点を決めて4-0とした。横浜は2分17秒に#1川村がミドルシュートから初得点を挙げた。秋田は#3安藤が3Pシュートを決めて7-2とリードを広げたが、横浜が#0細谷のドライブからの得点に続き、#42ウォッシュバーン、#10ファイの3連続ポイントを挙げて7-8とした。秋田は#30ラベネルがオフェンスリバウンドからの得点を2本連続で決めて11-8とし、ここから得点を入れ合う展開となった。秋田は#16高橋憲一の3Pシュートや#30ラベネルのフリースロー、#22ライオンズのダンクシュートで得点を加えたが、横浜の#0細谷に3Pシュートを決められるなどして16-17と1点ビハインドで1クォーターを終えた。


■第2Q 25-23(41-40)
秋田が#3安藤の連続3Pシュートで逆転。横浜の追い上げにあうも1点リードして前半を終える
オンザコート1の秋田は#30ラベネルと#55谷口大智でインサイドを組み、#3安藤、#5田口、#16高橋でスタート。横浜は#42ウォッシュバーンと#4ジェフリー・パーマーに、#0細谷、#1川村、#3蒲谷正之が先発した。31秒に横浜が#4パーマーのジャンプシュートで先制。秋田も1分14秒に#30ラベネルがゴール下から得点を決め返し18-19とした。横浜がインサイドを主体に攻めてやや優位な状況をつくり、横浜がここから#1川村のゴール下からの得点と、#4パーマーのフリースローで18-23とリードを広げた。秋田は横浜のゾーンディフェンスにやや苦しんでいたが、横浜が2度のフリースローをすべて外し、得点を伸ばせなかった間に、外角からのシュートでゾーンディフェンスに対応。2分43秒に#18藤江建典がミドルシュートを決めて20-23とし、さらに、#3安藤が2本連続で3Pシュートを決めて28-25と逆転した。秋田は、#13モリソンのゴール下からの得点とバスケットカウントによる3点プレーと、#55谷口の3Pシュートで34-25とリードを広げた。横浜もここから外角からのシュートの精度を高め、#4パーマーの3Pシュートや、#42ウォッシュバーンの3点プレー、#4パーマーの3Pシュートで38-34と追い上げた。秋田も#5田口の連続得点などで引き離しに掛かったが、横浜が残り1分を切ってから2本の3Pシュートを決めて追い上げ41-40と、秋田の1点リードで前半を終えた。

■第3Q 10-20(51-60)
秋田の得点が中盤から止まり、横浜の9点リードで最終クォーターへ
互いにオンザコート1となった3クォーター。秋田は#13モリソンと、1クォーターで3ファウルとなった#55谷口に、#3安藤、#5田口、#18藤江が先発。横浜は#42ウォッシュバーンと#10ファイに、#0細谷、#1川村、#25竹田でスタートした。横浜が18秒に#10ファイのゴール下からの得点で先制。秋田は1分34秒に#13フリースローで2点を返したが、このプレーで横浜の#42ウォッシュバーンがこのクォーターで3連続ファウルとなり、ベンチに退いた。横浜が#1川村の連続得点で45-46としたが、秋田も3分27秒に#5田口が3Pシュートを決めて48-46とした。横浜は#1川村を中心に攻撃を組み立てて、#1川村のフリースローから3連続ポイントを挙げて48-52とし、秋田が後半、最初のタイムアウトを取った。タイムアウト後も、横浜が#1川村と#10ファイの連続得点で48-56と引き離した。秋田は横浜のディフェンスになかなかインサイドを突けずに苦しみながらも、7分26秒に#22ライオンズのフリースローで50-56とした。その後、秋田は#55谷口のフリースローで1点を加えたが、横浜は#10ファイの3点プレーなどでリードを広げ51-60と、秋田が9点を追う展開で最終クォーターに進んだ。

■第4Q 24-18(75-78)
秋田の追い上げも届かず3点差で横浜に振り切られる
秋田は#30ラベネルと#22ライオンズのインサイドに、#18藤江をポイントガードに置いた、#5田口、#11菅澤でスタート。横浜は#4パーマーと#10ファイのインサイドに、#1川村、#5湊谷安玲久司朱と、ポイントガードには#13山田謙治を起用した。35秒に秋田が#30ラベネルのミドルシュートで先制。横浜は1分47秒に#4パーマーが3Pシュートを決め返した。秋田は#30ラベネルと、#3安藤の得点で57-65としたが、ディフェンスリバウンドで苦しんで横浜の連続攻撃を許し、57-68でオフィシャルタイムアウトに入った。タイムアウト後、秋田は#22ライオンズがドライブから得点を決めたのに続き、5分59秒に#3安藤が3Pシュートを決めて62-68とし、横浜がタイムアウトを取った。タイムアウト後、秋田は#13モリソンがフリースローで2点を加え64-68と追い上げたが、横浜も#1川村がドライブからタフショットを沈め、さらに、#4パーマーのオフェンスリバウンドからの得点で64-72とし、このプレーで秋田の#5田口が5ファウルでファウルアウトとなった。秋田は8分21秒に#3安藤が速攻から得点を決めたが、横浜も#1川村がフリースローで2点を入れ返し66-74とした。後半2度目のタイムアウトを取った秋田は、タイムアウト後に#3安藤の3Pシュートに続き、残り31秒で#22ライオンズが3Pシュートを決めて72-74と追い上げて、横浜がタイムアウトを取った。タイムアウト後、横浜は残り11秒で#42ウォッシュバーンがポストプレーからのドライブで72-76としたが、秋田も残り8秒で#3安藤が3Pシュートを決めて75-76と1点差に迫った。ここで、秋田はファウルゲームに持ち込み、横浜は残り7秒で#42ウォッシュバーンがフリースローを2本沈めて75-78とした。秋田は最後の攻撃で#22ライオンズが3Pシュートを狙ったがリングに弾かれて敗戦が決まった。

■全体
横浜に高さでの優位を突かれた秋田が受け手となっての敗戦
1クォーターにオンザコート2を選択し、先行を狙った秋田だったが、1クォーターは1点の先行を許し、横浜に流れが傾きかけた2クォーターの序盤で、逆に#3安藤の連続3Pシュートで逆転に成功。ここから秋田が9点リードし、秋田に流れが傾けたところを、今度は横浜が#4パーマーと#1川村の奮闘で踏みとどまる残留プレーオフにふさわしい気持ちのぶつかり合いとなった。秋田は2月のゲームで横浜の#1川村を食い止めた#9白濱の不在も響き、横浜の#1川村を中心とした攻撃にじりじりと点差を広げられた。4クォーターでは秋田の#3安藤が勝利をあきらめない気迫のこもったプレーでチームを引っ張り、最後は1ショット差まで詰め寄ったものの、横浜に逃げ切られた。秋田は#3安藤がこの試合最多の24得点と気を吐いたが、ゲーム全般を通してみると、横浜がインサイドに積極的に切れ込むなどプレーを仕掛けていた印象だった。高さで優位に立つ横浜に対し、秋田がどうしても受け手になるのは仕方のない面もあるが、B1残留が掛かるこのカードの様なビッグゲームで勝敗を分けるのは、これまでの道程を信じ、それを相手以上の気迫を持ってぶつけられるかという精神的な部分が大きい。この日の敗戦で秋田は後が無くなったが、逆にこれで、開き直るしかない状況にもなったとも言える。明日の第2戦で勝利をつかむことができれば、今度は逆に横浜を追い込むこともできる。今シーズン、勝利をつかんだゲームはいずれも、泥臭く、果敢に対戦相手に向かっていったゲームだった。大事な試合で、丁寧になるという気持ちも分かるが、もう一度、自分たちのバスケットボールを思い出し、そして、信じて、この逆境を跳ね返してほしい。
 

■観客数:3,136人

■戦評協力:Works Link
 


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