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【試合結果】9/25(日)秋田ノーザンハピネッツ vs 栃木ブレックス@ブレックスアリーナ

いつも熱いご声援をありがとうございます。

秋田ノーザンハピネッツのB.LEAGUE開幕節 vs 栃木ブレックス第2戦。最後まで粘り強く戦いましたが、あと一歩及ばず。アウェイの地・宇都宮まで来て下さったブースターのみなさんの前での本当に悔しい一戦でしたが、次につながる課題も見つけられた良い機会になりました。来週10月1日(土)2日(日)はついにホーム開幕です。今回は秋田で応援していてくださったみなさんもぜひ会場でチームと一緒に戦いましょう!

【試合結果】
9/25(日) 14:00試合開始 vs 栃木ブレックス@ブレックスアリーナ

    秋田    栃木  
1Q  13 24
 2Q 13 10
 3Q 12 16
 4Q 21 11
最終 59 61

 


 

【戦評】
■第1Q 13-24
オンザコート数で不利な秋田が11点の先行を許す
秋田は昨日と同じ「オンザコート1」を選択したのに対し、栃木は「オンザコート2」を選択。さらに、試合開始から栃木が昨日よりも激しいディフェンスを仕掛けてきたこともあり、秋田は劣勢を強いられた。秋田は2分50秒で2-8とされたところでタイムアウトを取り、#2水町を入れて2ガードに変更。その後も#23スティーブンス、#11菅澤などを投入して流れを引き戻しにかかったが、反撃は#5田口の3Pシュートなど単発に止まり、逆に栃木の速い攻撃から得点を許して13-24の11点ビハインドで2Qへ進んだ。

■第2Q 13-10(26-34)
秋田が攻め崩せず8点ビハインドのまま後半へ
秋田はオンザコート2。栃木がオンザコート1。1Qと逆の状況で、点差を埋め切りたい秋田だったが、マンツーマンとゾーンディフェンスを巧みに織り交ぜてきた栃木の守備をなかなか崩せない状況が続く。秋田は3分43秒、4分22秒に#5田口の連続ポイントで23-32としたが、栃木はフリースローから小刻みに得点を加算。秋田は9分1秒に#3安藤が3Pシュートを沈め26-34として2Qを終了。栃木がフリースローをこのクォーターだけで7本ミスしたこともあり点差を縮めることができた。

■第3Q 12-16(38-50)
#5田口の連続3Pシュートなどで奮戦するも12点差で最終クォーターへ
後半開始早々、栃木が#9遠藤の3Pシュートなどで5点を先制。秋田は26-39と13点差を追う展開となった。秋田は3分36秒に#3安藤が3Pシュートを決めて反撃を開始。その後は秋田、栃木ともにフロントコートにボールを速く運んでテンポを上げながら、攻め合う中、ともに集中力の高いディフェンスで得点を簡単に許さない緊迫した状況になった。秋田は#2水町、#23スティーブンス、#55谷口、#5田口などが得点を決めたが、残り1分を切ったところで栃木に連続得点を許し38-50と12点差を追って最終の4Qを迎えることとなった。

■第4Q 21-11(59-61)
3連続3Pから一気に猛追も、ラストショットが外れて惜敗。
秋田は45-56のスコアから、3分40秒に#5田口、さらに#15ケビンが2本の3Pシュートを連続で沈め一気に5点差に詰め寄った。その後も粘り強いディフェンスとリバウンドでも集中し、栃木の攻撃を防ぎながら#11菅澤、#23スティーブンスのゴールで追いすがり、7 分24秒に#3安藤がミドルシュートを沈め3点差に。さらに、残り12秒で#15ケビンがターンオーバーからフリースローを決めて59-60とした。最後は残り9秒6で59-61という状況から#15ケビンがドライブを仕掛けてシュートを放ったが、リングからボールがこぼれて惜敗した。


■全体
秋田の互角以上の戦いがリーグ全体へのインパクトに
前日の第1戦で1Qのビハインドを跳ね返さないまま敗れた栃木が、1Qにオンザコート2を選択。何とか先行して、自分たちのペースを作ろうとがむしゃらに戦ってきた中で、秋田は苦しい戦いを余儀なくされた。それでも、秋田は最後までディフェンスでの集中を切らさず戦ったことで4Qの反撃を呼び込むことに成功。栃木を楽に勝たせなかったばかりか、1点差まで詰め寄り、逆に栃木を追い込んでみせた。この開幕節は1勝1敗という結果になったが、秋田にとっては、十分に自分たちのバスケで戦えるという自信をつかんだことに加え、栃木を含めた各チームに「秋田は手強い」という認識も与えることができた。秋田にとっても、Bリーグ全体にとっても、この栃木との開幕節での秋田の戦いは、これからのリーグの行方、各チームの戦いにも大きな影響を与えることになるだろう。

■観客数:3,870人

■戦評協力:Works Link