【試合結果】10/15(土)秋田ノーザンハピネッツ vs 千葉ジェッツ@CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)
いつも熱いご声援をありがとうございます。
秋田ノーザンハピネッツホーム第2節は千葉ジェッツとの公式戦初の戦いとなりましたが悔しいゲームとなりました。3,338人のブースターのみなさまにお集まりいただき、力いっぱい応援していただきましたので、明日はホーム初勝利ができるよう、気を引き締めてまいります。
明日も秋田ノーザンハピネッツへのご声援、よろしくお願いいたします!
【試合結果】
10/15(土)18:00 試合開始 vs 千葉ジェッツ@CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)
秋田 | 千葉 | |
1Q | 16 | 21 |
2Q | 17 | 12 |
3Q | 8 | 23 |
4Q | 29 | 26 |
最終 | 70 | 82 |
【長谷川ヘッドコーチ試合後コメント】
今日はとくにまずオフェンスに問題があった。インサイドでなかなか得点が取れないために外で回すが最終的にノーマークをつくれない状態が続いた。それぞれのポジションでオフェンス、ディフェンスともに力が上回っている選手たちに対してどうやっていくか、それがカギになってくるのでその部分をチームとしてクリアしていきたい。明日はインサイドからのオフェンスを意識して、ポイントガード以外の選手がもっともっと動けるようにしたい。
【戦評】
■第1Q 16-21
秋田が外角のシュートを止めきれず5点のリードを許す
9月23日の栃木ブレックスとの第2節第2戦から5連敗を喫して東地区最下位に沈んでいる秋田ノーザンハピネッツは、連敗からの脱出とホームゲーム初勝利を目指して千葉ジェッツと対戦した。オンザコートは秋田、千葉ともに「1、2、1、2」。ハピネッツは、18秒に#55谷口大智のミドルシュートで先制。2分10秒にも#55谷口がミドルシュートを決めて5-5とした。千葉は#2富樫勇樹を中心に攻撃を組み立て、序盤は外角からのシュートで対抗。2分27秒に千葉が#34小野龍猛が左コーナーから3Pシュートとバスケットカウントの4点プレーを成功。さらに#22上江田勇樹が3Pシュートを連続で沈め、秋田は5-12と引き離された。秋田は#5田口成浩の3Pシュートや#23ディショーン・スティーブンスのドライブなどで加点したが、千葉の速い展開を止められず16-21と5点のリードを許して2Qへ進んだ。
■第2Q 17-12(33-33)
秋田が終了間際の4連続ポイントで同点に追い付き、前半を終了
千葉が54秒に#16ヒルトン・アームストロングのドライブで先制。秋田は1分4秒に#5田口成浩の3Pシュートから反撃。さらに1分46秒に#5田口が3Pシュートを連続で沈めて22-23と1点差に詰め寄った。千葉はタイムアウト後に、#27石井講祐、#34小野が連続で3Pシュートを決めてリードを拡大。秋田は24-39とされた残り3分に#3安藤誓哉が3Pシュートを成功。千葉のシュートが精度を欠いた中、秋田は#15ケビン・パルマー、#3安藤、#23ディショーンと、4連続ポイントを挙げて33-33と一気に追い付いて前半を終えた。
■第3Q 8-15(41-56)
秋田の攻撃が停滞。8点しか挙げられず15点のリードを許す
2分過ぎまで互いにシュートを決められずスコアは動かなかったが、2分16秒に秋田の#3安藤が得点を決めて先制。そこから千葉は、ミスマッチを狙いながらインサイドを中心に攻撃を組み立てて優勢に立った。秋田は#5田口が厳しくマークされ、ポストプレーも抑えられたことで、突破口を見つけられない時間が長く続いた。37-37から千葉が3連続ポイントを挙げて37-44とされると、秋田は#23ディショーンの得点だけに封じられ、速攻なども絡めてリズムに乗った千葉に次々と得点を許し、41-56と15点のリードを奪われて最終4Qへ進んだ。
■第4Q 29-26(70-82)
秋田は田口を中心に執念を見せるも点差を埋め切れられず敗戦
1分1秒に#1阿部友和のドライブからの得点で千葉が先制。秋田は1分18秒に#5田口が3Pシュートを決めて反撃に出た。秋田はマッチアップゾーンなども織り交ぜながら千葉の攻撃を食い止めようとしたが、千葉はあわてることなく、ミスマッチを突きながら得点を加算。秋田は50-67となかなか点差を縮められないまま、5分2秒にオフィシャルタイムアウトを迎えた。その後、両チームともに得点を取り合い57—73となった残り3分から秋田が追撃。7分15秒に#5田口が相手ディフェンスに反則を受けながらも3Pシュートを沈め、その後のフリースローも決める4点プレーを挙げ、7分54秒にも#5田口が3Pシュートを連続で沈め63-73として、千葉がタイムアウト。タイムアウト後にも、秋田はフロントコートからプレスをかける守備で連続ポイントを挙げ66-73と7点差まで詰め寄ったが、ファウルゲーム後のフリースローを千葉に確実に決められるなどして引き離され、70-82で敗戦した。
■全体
後半に主導権を握られる流れを断ち切れず秋田が連敗。
2クォーターの踏ん張りで前半は同点とした秋田だったが、この連敗中と同じように、後半に主導権を握られて敗れる展開を打開できなかった。千葉はかつて秋田に所属していた#3富樫が司令塔を務めているだけに、シュート精度を欠き同点に追い付かれた2クォーターでさえも慌てることもなく、冷静にゲームを組み立てた。ミスマッチをきっちりと突きながらインサイドを徐々に圧倒。秋田はゾーンプレスなども繰り出したが、千葉に冷静に切り返されるなどして、止め切ることができなかった。攻撃でも、これまでの敗戦同様に、#3安藤と#5田口が厳しくマークされると攻撃が停滞。特にこの日の3クォーターは、オフザボールの動きも乏しく、ピックプレーを絡めて後ろにつなごうとしたパスを狙われて、リングに向かうことすらもできなかった。この日の敗戦で秋田は6連敗となり、さらに混迷を深める結果となった。個々の能力で劣る部分を、何で補うのか。その答えを見つけるために、あすの第2戦から、もう一度チャレンジし続けていくしかない。
■観客数:3,338人
■戦評協力:Works Link