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B.LEAGUE 2021-22シーズン決算に関するご報告及び御礼

 いつも秋田ノーザンハピネッツへの熱く温かいご声援ありがとうございます。

この度、9月28日に行われました株主総会にて秋田ノーザンハピネッツ株式会社第14期決算書類が承認されたことを受け、Bリーグ2021-22シーズン決算概況につきまして以下の通りご報告いたします。
 

2022年6月期(第14期)決算について

単位(千円)
売上高  :932,142
営業外収入:  39,611
経常利益 :  24,065
当期純利益:  19,958
純資産  :224,006
                              
●項目毎売上高





【全体総括】
2021-22シーズンは、新型コロナウイルス感染症の影響により、シーズン前半は収容率50%制限での開催となりました。年明け2022年からは100%収容での開催となりましたが、新型コロナウイルスオミクロン株の流行という非常に厳しい環境となり、3月5日開催の能代会場のホームゲームでは934名とクラブ史上ワーストの観客数を記録しました。その後、コロナの落ち着きとともに観客数は徐々に持ち直していき、ホームゲーム最終戦では3,000名オーバーとなる3,432名の観客数を記録しましたが、ホームゲーム4試合が中止となるなどシーズンを通じては引き続きコロナ禍の影響を受けるシーズンとなり、コロナ前と比べるとチケット売上は大幅な減収となりました。
しかし、ホームゲーム会場では一人もコロナ陽性者が発生することもなく、感染症対策を徹底してホームゲームを開催することができました。B.LEAGUE及びクラブが定めた「新型コロナウイルスの感染拡大防止のための来場及び観戦に関するルール」に対し、ブースターの皆様にご理解、ご協力いただきましたことに心より御礼申し上げます。
 スポンサー売上は、株式会社Local Power様とのユニフォーム胸パートナー継続契約、コスモ工機様との新規ユニフォームパンツパートナー契約をはじめとする多くのパートナー企業との継続契約や新規パートナー契約によるスポンサー売上の大幅な増加となりました。
 その他の売上としましては、新型コロナウイルスの感染拡大により、スクールの活動停止などがあり、アカデミー売上は微減、ホームゲーム中止に伴うグッズ販売機会の損失によりグッズ・MD売上は横ばいとなりましたが、クラブハピネッツ(ファンクラブ)売上の増加やこっぺぱん専門店『ハチトニ製パン』の売上増が寄与し、総売上としては9億7,175万円(前期比112%)、12期連続の黒字を達成し、前期からの増収となりました。

 2021-22シーズンもシーズンを通じてコロナ禍での厳しい経営状況の中ではありましたが、アリーナ内では声を出せない中でもブースターの皆さまからの変わらぬ熱く温かい応援やアリーナ外でもバスケットLIVEでの応援機能による声援、パートナー企業・関係自治体・ボランティアスタッフなどのステークホルダーの皆さまによる継続したご支援を頂くことができましたことに、深く感謝いたします。また、チームはB1リーグとして過去最高の成績により初のチャンピオンシップ出場を果たし、クラブとしてさらに成長することができました。

2026年新B1リーグ参入へ向けて

Bリーグはリーグが発足して10年目を迎える2026年に現在のJリーグ型の昇降格モデルのリーグ構造からアメリカのメジャースポーツで採用されている昇降格のない“エクスパンション型”リーグ構造への変革を発表しています。
 秋田ノーザンハピネッツとしましても、2024年10月に予定されている新たなB1のクラブライセンス審査基準を2022-23シーズンより満たしていく必要があります。

<2026 新B1参入基準>
①売上高12億円の達成(2022-23シーズンより2期連続)
②平均入場者数 4,000人の達成(2022-23シーズンより2期連続)
③新基準のアリーナ要件のクリア

 この新B1基準をクリアするために、クラブとしては平均観客数4,000人及び全体売上高12億円の達成を第15期(2022-23シーズン)の必達目標として設定しております。
 平均観客数4,000人達成へ向けては、クラブ一丸となってチケット販売に力を入れていくとともに、ブーストショップの開拓など新B1リーグ参入への機運醸成にも尽力してまいります。また、新規ファンの獲得へ向けて誰もが楽しめるようホーム会場内のパーク化を進めてまいります。
売上高12億円の達成にはバスケットボール事業にて80%以上の売上(9億6,000万円以上)が必要となりますが、その他売上として20%(2億4,000万円以内)が売上カウントとして認められております。売上増の取り組みの一環として、2021年には新規事業として『ハチトニ製パン』の事業を開始しましたが、2022年7月1日からは、秋田のクラフトビール(地ビール)『あくらビール』の事業譲渡を受け、ビール事業として1億円の売上目標を立てております。さらに今後も売上増だけでなく、収益を継続的に上げられるよう秋田ノーザンハピネッツの強みやシナジー効果を生み出せる事業への投資を検討してまいります。

 東北を代表するB1クラブとして、秋田の活性化のために、何としてでも2026年の新B1リーグへ参入をしていくために12億円の売上及び平均観客数4,000人をクラブ一丸となって達成していく所存であります。これからも“ハッピーとワクワク”を提供し、永続するクラブを目指してまいりますので、2022-23シーズンも秋田ノーザンハピネッツへのご声援を何卒よろしくお願いいたします。

秋田ノーザンハピネッツ株式会社
代表取締役社長 水野 勇気