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B.LEAGUE島田慎二チェアマン秋田県来訪のご報告

いつも熱く温かいご声援をありがとうございます。

この度、11月27日(水)にB.LEAGUEチェアマンである島田慎二氏が現在の新県立体育館の進捗状況の確認のために秋田県庁を訪問しました。
 
 ↑秋田県庁に到着する島田チェアマン
 
  ↑新県立体育館の方を見ながら話す島田チェアマンと水野社長
 
   ↑訪問の様子
 

島田チェアマンコメント(一部抜粋)
「このたび、現在の社会情勢においてアリーナ建設資材や人件費の高騰により、建設コストが大幅に増加している状況の中で、秋田県と秋田ノーザンハピネッツの皆さまが非常に迅速に対応してくださったことに、心より感謝申し上げます。
アリーナを通じて地域活性化に貢献しようという強い意志を持っていただいていると感じております。新しいアリーナでは、秋田ノーザンハピネッツが主軸となるコンテンツになるかと思いますが、それだけにとどまらず、秋田全体に貢献する施設を目指して取り組んでいただいていることに、大変感銘を受けております。
最終的な決定は議会での意思決定によるものと思いますが、本日このように私が秋田を訪れる機会をいただき、直接お話しできる場を設けていただきましたことに、改めて感謝申し上げます。
私自身の立場としては、Bリーグのチェアマンであると同時に、アリーナ審査会の委員長、そして最終的な意思決定を行う理事会の議長を務めております。そのため、公正かつ公平に審査や判断を行う責任がある一方で、アリーナやクラブを通じて地域活性化を推進するリーダーとしての使命も果たしていかなければならないと考えています。
このような状況の中、秋田の地でこれほどクラブが地域に支持され、アリーナ建設の動きが進んでいることに、深く敬意を表します。また、現在の厳しい社会情勢を考慮しながらも、機械的に処理するのではなく、秋田がさらに活気づくよう、この取り組みを止めることなく推進したいという思いを強く抱いております。
2028年に予定されているアリーナ建設が滞りなく進むことを目指し、今後も前向きな解決策を模索していきたいと考えています。1か月後に控えている理事会での最終決定に向けて、秋田県の皆さまやクラブの皆さまとともに協力し、課題を一つずつ解決しながら、良い形で前進できるよう努めてまいります。」と話しました。

佐竹秋田県知事コメント(一部抜粋)
「県立体育館につきましては、利用率が非常に高く、また耐用年数を考慮しても、建て替えは必須事項でございます。この機会を活かし、秋田ノーザンハピネッツの皆さまも懸命に取り組まれており、当初の構想から進めているアリーナ建設計画に全力で対応しております。
11月には業者の最終選定を行い、12月中には業者が決定し次第、早急に着工できるよう進めてまいりましたが、現在の首都圏を中心とした建築費や人件費、資材費、特に設備費の高騰が大きな課題となり、応募いただいた4グループ全てが辞退するという状況が発生しました。そのため、辞退の原因や事業費の妥当性を詳細にヒアリングし、さらに他地域の事例や資料を参考に調査・検証を進めております。
全国的な建築費の高騰は春以降顕著であり、今回の議会におきまして、妥当な事業費を提案し、議会のご承認をいただく予定です。11月26日に公募要綱を発表し、これにより新たな応募者を募ることが可能になっております。その後、議会での承認を経て、2028年秋の完成を目指して建設を進めてまいります。
周辺環境整備については、本体建設に比べ若干遅れる形になる可能性がございますが、アリーナの完成には影響を及ぼさないよう調整してまいります。また、今回の補正予算で予定額を確保できるかどうかを確認しつつ、公共事業として入札の公平性を担保し、妥当な額で進めていく方針です。必要に応じて弾力的な契約内容を検討し、業者と適切に協議しながら進行してまいります。
秋田ノーザンハピネッツの皆さまのご努力には心から敬意を表しております。バスケットボールは秋田県のスポーツの歴史を担う重要な存在であり、県民の皆さまもメインアリーナでの活躍を大いに期待されております。私どもも最大限の努力を続け、経済効果の活用を含め、議会や県民の皆さまのご理解を得ながら、2028年秋の完成を目指して計画を推進してまいります。」と話しました。


水野社長コメント(一部抜粋)
「先ほどの島田チェアマンのお話の中で触れられていた『2028年秋の完成を担保する』という点が重要だと考えております。この完成時期が確定することで、たとえ落札者がまだ決まっていなくても、計画が順調に進むプレミア段階に入る可能性が高まります。その点については、先ほど知事との対談でも島田チェアマンから前向きなお話をいただき、私たちが目指している道筋に対して明確な希望を示していただいたと感じております。
私たちは最終的な理事会での判断に向け、引き続き1つずつできることを確実に実行していく所存です。また、議会での承認がなければ計画は実現しないということも十分に理解しております。そのため、議員の皆さまや県民の皆さまからしっかりとご理解をいただけるよう努めてまいります。
チームとしては週末から再開する試合でしっかりと勝利を重ね、フロントとしては可能な限り多くの観客を集めてさらなる盛り上がりを作り出していきたいと考えております。これらを通じて地域全体でアリーナ建設の機運を高めていきたいと思っています。
島田チェアマンがおっしゃったように、まず議会で計画を承認していただき、その後再入札が進められることが重要です。その後、応札者が現れれば、2025年6月には本契約が締結される予定です。この本契約が確実に行われることが、2028年秋の完成を目指すための必須条件となります。加えて、応札者には、完成後の使用開始が予定されている2028~2029シーズンを見据えた理解を求めることがポイントになると考えています。
また、建設の周辺部分に関する調整も重要ですが、まずはリーグが求める基準を満たし、2028年秋までの完成を確実にすることが最優先事項です。今回、不調に終わった影響でスケジュールがタイトになっているのは事実です。しかしながら、県が柔軟に配慮し、対応策を講じてくださっていることに感謝しております。この対応策によって次回の入札が滞りなく行われることを祈りつつ、計画が順調に進むよう引き続き努力してまいります。」と話しました。