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【ご報告】10年ぶりの国内産!秋田で製造されたラートの贈呈式を開催しました!

いつも熱く温かいご声援をありがとうございます。

日本国内では、約10年間ラートの製造がおこなわれていませんでした。そこで、秋田ノーザンハピネッツ所属でラート競技世界チャンピオンの髙橋靖彦選手は、秋田からラート競技を盛り上げたいと、大仙市の金属加工メーカー「MEP(エムイーピー)株式会社」に声をかけラートの国内製造への挑戦を始めました。そして今年4月、秋田県で初めて製造されたラートが完成しました。この“第1号機”がオフィシャルパートナーである「東電化工業株式会社・東商事株式会社」さまより、秋田ノーザンハピネッツへ贈呈されました。

左から、代表の水野勇気、若泉裕明社長、大森富重社長、髙橋靖彦選手
 

贈呈式では、ラート贈呈企業、東電化工業株式会社・東商事株式会社(大仙市) 代表取締役社長・若泉裕明さま、ラート製造企業のMEP株式会社(大仙市) 代表取締役社長・大森富重さま、弊社代表取締役社長・水野勇気、秋田ノーザンハピネッツ所属でラート競技世界チャンピオンの髙橋靖彦選手(仙北市出身)が参加しました。

秋田県産のラートの前で、ガッチリ握手をかわす若泉社長と代表水野。
 
ラートの足を固定する木板部分には、東電化工業・東商事の刻印も

東電化工業株式会社・東商事株式会社 代表取締役社長 若泉裕明さま

我々東電化工業、東商事は秋田ノーザンハピネッツさんをスポンサードさせて頂いていて、数年前にラートという競技の世界チャンピオン髙橋選手が所属していることや、スクール等の事業をされていることは知っていました。しかしながら、なかなかラートという競技が身近で触れることがなく、サポートする機会がありませんでした。でも、弊社の従業員もラートスクールに通っている者がいて、少しずつ興味を持ち始めました。ラートというこれから、世の中に大いに広まっていくだろう、競技の世界チャンピオンが秋田出身であること。そしてそのラートが、同じ大仙市に会社のあるMEP様が製造する点に大いに共感して、今回の寄贈の運びとなりました。これから多くの皆さんにこのラートという競技を知っていただいて、ラート競技をする皆さんが、活躍できるような環境を作っていただければと思います。
 

MEP株式会社 大森富重さま 

MEPが新たに国内で製造を担う機会を頂けたこと、大変嬉しく思います。この高品質なラートを安定して供給する使命を担って、今まで培ってきた精密板金・溶接の技術を活かしてドイツ製品の素晴らしい品質に敬意を払いながらも、ぜひ、追いついて追い越していきたいという思いで頑張っていきます。また、皆様と力を合わせて、秋田から全国でラートの魅力を発信してまいります。そして、国内製造体制が整ったことでラートの安定供給が可能となります。今後も、日本ラート協会様をはじめとして関係各位と連携をしっかりして、より多くの方々にラートを楽しんでいただける環境づくりに邁進していきたいと思います。

秋田ノーザンハピネッツ株式会社 代表取締役社長 水野勇気

国産ラートの復活ということで、MEPさんの技術を集結した素晴らしいラートが完成し、本当に感謝を申し上げます。秋田ノーザンハピネッツの所属する髙橋靖彦選手は、秋田出身・角館出身でラート競技で3度世界チャンピオンを獲得しています。その髙橋選手の夢が、秋田県を「ラートの聖地」にしていくことです。我々もこのラートのスクールを展開するにあたって、ドイツから輸入をして購入していっているんですが、今回、MEP様が製造するラートを今後使えるということで大変嬉しく思っております。
また、その今回記念すべき第1号機を、同じ大仙市に本社を構える東電化工業・東商事様に寄贈をいただけるということで、ぜひ秋田産のラートを使って、秋田ノーザンハピネッツのラートスクールの競技者の中から第2の髙橋選手、いわゆる世界チャンピオンが今後生まれることを期待して、今後この貴重なラートと使わせていただければと思っています。本当に今日はありがとうございます。

秋田ノーザンハピネッツ所属 髙橋靖彦選手

自分は競技をまだ続けていて、2025年5月末からもドイツで開催される世界大会に出場します。選手として活動するとともに、僕はずっと秋田を「ラートの聖地」にしたいと思って、普及活動の方も同時に展開してきました。その中で1番ネックになるのが、ラートが高くて買えないとか、ラートをやりたくても、そういう壁にぶち当たってる人たちが多数いるっていうのを知っていました。その解決策として、ご縁が重なって、まずはMEPの大森社長と出会うことができ、試作品を作ることになりました。やっぱり試作する段階で何回もこう壁に当たりながら、「やはり作るならいいものを」という思いで、大森社長と一緒に開発を進めてきました。かれこれ4年くらいかかったんですけれども、今回このように完成に至って、非常に嬉しく思います。
で、また東電化工業・東商事の若泉社長が私たちのこのラートの事業というのを応援してくださり、今回、記念すべきこの第1号が贈呈ということになりました。本当にありがとうございます。この第1号を皮切りに、日本でのラートの普及っていうのをさらに進めていけないかなと思っています。また、ラートを通じてみなさんに、ハッピーとワクワクを今後も伝えて行ければと思います。
本日は本当にありがとうございました。

 

 

最後に、今回の秋田産ラート第1号機を使用して、ラートの演技を髙橋選手に披露していただきました。滑らかな乗り味にチャンピオンも大満足です!この第1号機は早速、秋田ノーザンハピネッツのラートスクールや秋から始まるキャラバンでも使用させて頂きます。

東電化工業株式会社東商事株式会社さま、MEP株式会社さま、誠にありがとうございました。