MENU

秋田ノーザンハピネッツ

AKITA NORTHERN
HAPPINETS

MENU
NEWS

NEWS

HOME > ニュース > 「スポーツチーム型のこども居場所モデル」の普及に取り組みます

「スポーツチーム型のこども居場所モデル」の普及に取り組みます

いつも熱く温かいご声援をありがとうございます。
この度、秋田ノーザンハピネッツでは、今年度から始まる「B.LEAGUE×日本財団まちづくり助成」事業の第一弾クラブとして採択されましたのでご報告いたします。
今回の採択を通し、秋田ノーザンハピネッツでは「スポーツチーム型のこども居場所モデル」の普及に取り組んでまいります。
なお、助成額は非公開です。

<本事業における秋田ノーザンハピネッツの取り組みについて>
秋田ノーザンハピネッツでは 、「県民球団」として子どもたちが笑顔で安心して過ごせる居場所を持続的に提供することを目指し、以下の事業に取り組むこととなりました。
将来的には、本モデルを全国のスポーツチームで展開し、地域特性に応じた持続可能な子どもの居場所づくりを全国に広めていくことを目指します。

事業①【常設のこども食堂を新設】
秋田ノーザンハピネッツ株式会社の本社およびチームの練習拠点である「秋田ノーザンゲートスクエア」の敷地(元こまちベビー園)を活用し、常設型のこども食堂を新設します。
経済的な困難を抱える家庭の子どもたちを中心に生じやすいといわれる「機会格差」の解消 に取り組みます。
このこども食堂では、安全で温かい食事を提供するだけでなく、スポーツや遊びの機会も提供します。
チーム拠点に近い立地を活かし、選手に栄養バランスのとれた食事を提供することも想定していて、地域の子どもたちとプロスポーツ選手 の自然な交流の場ともなります。

事業②【キッチンカー機能&プレーカー機能付き移動型こども食堂による県内24市町村訪問型事業】
「移動する居場所づくり」として、キッチンカーとプレーカーの機能を兼ね備えた専用車両を活用し、秋田県内24市町村を訪問します。
食事だけではなく跳び箱やマット、鉄棒など運動器具を持参し、スポーツ教室や鬼ごっこなど、体を動かす機会の提供も行います。
指導は秋田ノーザンハピネッツでジュニアスポーツ教室を担当しているスタッフが行い、地域の子どもたちに「体を動かす楽しさ」も届けます。

事業③管理栄養士監修のこども食堂レシピアプリの開発
こども食堂の持続性を高めるため、管理栄養士監修による「レシピ支援アプリ」を開発します。
このアプリは、こども食堂での献立づくりをサポートするもので、寄付された食材を無駄なく活用するための支援を行います。
子どもが興味を持てるメニューや、栄養バランスに配慮した季節の献立などを、簡単に検索・提案できる仕組みを整備します。
全国のこども食堂やスポーツチームにおける活用を視野に入れた設計とし、継続的な食の提供と運営支援につなげていきます。
全国のこども食堂では、食材の寄付に依存したり、寄付される食材の偏り、そしてスタッフの調理スキルなども課題に挙がっており、本アプリの開発はこれらを解決する手段となります。

本事業は、今年9月ごろよりスタートする予定です。
最終的には、この「スポーツチーム型こども居場所モデル」を地域課題に合わせて全国に普及・導入することを目指します。

<その他(想定参加人数など)>
常設型こども食堂:1回あたり約30名の参加を想定
訪問型(キッチンカー):月3回、1回あたり約50名の参加を想定