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【試合結果】11/7(月)vs アルバルク東京@国立代々木競技場第二体育館

いつも熱いご声援をありがとうございます。

B.LEAGUE2016-17シーズン第7節第2戦アルバルク東京戦、第1Qからディフェンスもオフェンスもアグレッシブに、ひとりひとりが役割を果たし、勝利をつかみとることができました。本日も熱いご声援を本当にありがとうございました!1週空いて次節は11月19日、20日、アウェイ千葉ジェッツ戦となります。ホームゲームはその翌週にレバンガ北海道戦、仙台89ERS戦が控えています。引き続き秋田ノーザンハピネッツの応援をよろしくお願いいたします。

【試合結果】

11/7(月)19:15試合開始 vs アルバルク東京@国立代々木競技場第二体育館

    秋田    東京  
1Q  17 14
 2Q 21 7
 3Q 20 23
 4Q 20 20
最終 78

64

 

【長谷川ヘッドコーチ試合後コメント】
昨日の試合に比べてディフェンスが良かった。要所で使ったゾーンディフェンスも効果的だったと思う。オフェンスではアシスト数にも表れているようにインサイドを上手く攻めることができた。今日は選手たちが本当によくやってくれたと思う。

 


【戦評】
■第1Q 17-14
今季初のオンザコート2を選択した秋田が3点のリードを奪う
第5節の仙台89ERS戦から前日のアルバルク東京との第7節第1戦まで今季2度目の5連敗中の秋田ノーザンハピネッツにとっては、55-86で完敗した第1戦の内容をどこまで修繕し、勝利につなぐことができるかが問われるゲームとなった。東京は、前日の第1戦で負傷した#33トロイ・ギレンウォーターがメンバーから外れ、代わって、今季まだ試合に出場していない#1セオン・エディがメンバーに入った。オンザコートは、秋田が今季初の第1クォーターに「2」を選択する「2、1、1、2」。逆に東京は前日と変更して「1、2、1、2」とした。先制したのは秋田。開始30秒で#9白濱僚祐が3Pシュートを成功。東京に3連続ポイントを許した後の3分18秒にも#9白濱が3Pシュートを沈め6-6と同点とした。秋田は、1分55秒に#13スコット・モリソンに代えて、#23ディショーン・スティーブンスを投入するなど、タイミングの速いベンチワークを見せながら、ディフェンスでも前日よりも前に出ながら東京に立ち向かった。秋田は8-14とリードされた後の6分14秒に#23スティーブンスが速攻から得点を決めて反撃。#23スティーブンスの連続得点に続き、8 分56秒に#16高橋憲一が3Pシュートを沈めて15-14と逆転。さらに残り18秒で#5田口成浩がオフェンスリバウンドを獲得してそのままシュートをねじ込み17-14とリードを奪って1クォーターを終えた。

■第2Q 21-7(38-21)
オンザコートで不利な秋田が集中したディフェンスで東京を封印。17点差の大量リードを奪って前半を終える
オンザコート数は秋田が「1」で、東京が「2」。秋田にとっては、このクォーターをいかに耐えることができるかが大きなポイントとなった。しかし、秋田は1クォーターに引き続いて、#3安藤誓哉を中心にボールが良く動き17秒に#5田口が左サイドから3Pシュートを沈めて先制。さらに、50秒に#16高橋が3Pシュートを決めて23-14としたところで東京がタイムアウトを取った。秋田はディフェンスでも奮闘。インサイドでは#55谷口大智が東京の#15竹内譲次とのマッチアップを跳ね返すなど、2-3のゾーンディフェンスを軸に東京にプレッシャーを掛け続けた。さらに、秋田は#13モリソンが2本のバスケットカウントを決めたほか、#23スティーブンスも鋭いスピンムーブからシュートを決めるなどインサイドで加点。東京の攻撃も7得点に抑え込んで38-21と17点差を付けて前半を終えた。

■第3Q 20-23(58-44)
激しい点の奪い合いでも秋田はひるまず二桁のリードを守る
秋田は2クォーターから引き続き、クォーターの入りからゾーンディフェンスを採用する攻撃的な姿勢で臨んだ。48秒に秋田が#13モリソンから#55谷口へとつないで先制。東京はフロントコートに素早くボールを運んで攻撃のテンポを上げて追撃。#2ディアンテ・ギャレットの3Pシュートから3連続ポイントを奪って追い上げた。秋田は3分26秒に#13モリソンのフリースローから反撃。4分10秒に#3安藤が右サイドから3Pシュートを決めたのに続き、4分51秒に#9白濱がルーズボールに飛び込んでつないだボールを#5田口が仕留めて47-28としたところで東京がタイムアウト。ここから東京はここまで成功率が低かった外角からのシュートを次々と沈めていったが、秋田も#3安藤、#5田口、#55谷口などが入れ返して、得点を激しく奪い合う展開となった。56-44で迎えた残り1秒で秋田は#2スティーブンスが右サイドから持ち込んで豪快なダンクを決めて締めくくり58-44と14点差の二桁リードを守って最終クォーターへと進んだ。

■第4Q 20-20(78-64)
#15ケビン・パルマ―を中心に攻め続けた秋田が東京を振り切り、今季3勝目を飾る
秋田にとっては6戦ぶりの勝利が掛かった最終クォーター。14点差でも攻撃力のある東京に安心はできない状況だったが、秋田は#15パルマ―を中心にしっかりと攻撃を構築。東京に2連続ポイントで先制された後の1分38秒に#15パルマーがドライブから得点を決め、2分49秒には#5田口が3Pシュートを沈めて63-49とした。東京は#2ギャレットを中心に反撃し、5分1秒のオフィシャルタイムアウトは65-54の11点差で折り返した。タイムアウト後に東京に得点を許した後の6分53秒に秋田は#15パルマーが東京の#2ディアンテとの1オン1を制して得点。7分34秒には#15パルマーが#13モリソンとのパス交換から3Pシュートを成功。8分5秒には#9白濱がこの試合3本目の3Pシュートを沈め、さらに8分45秒に#15パルマーがドライブから連続ポイントを挙げて75-59と東京を引き離した。残り1分を切ったところから東京がファウルゲームを仕掛けてきたものの、秋田はフリースローで得点を重ねてリードを守り切り78-64で今季3勝目となる勝利を飾った。

■全体
選手もベンチも死にもの狂いになってつかんだ大きな勝利
何もできずに大敗した前日の第1戦から一転、秋田は死にもの狂いで東京に立ち向かい、そして勝利をつかみ取った。秋田はここまでの13戦を通して、変えることのなかったオンザコートの「1、2、1、2」の配置を、この試合で始めて「2、1、1、2」に変更。逆に第1戦の「2、1、1、2」から「1、2、1、2」へと変更してきた東京に対し、主導権を先に握る結果につなぐことができた。また長谷川誠HCはこれまでゲーム終盤の局面で使ってきたゾーンディフェンスを早い時間帯から積極的に採用。選手交代も常に東京に先んじる積極的な采配を見せてベンチ一体となって戦う姿勢を植え付けた。選手たちも奮起した。1クォーターの開始直後に、これまで外角からのシュートにやや躊躇する傾向のあった#9白濱が立て続けに3Pシュートを決めて「これまでとは違う」という意思を体現。インサイドでも#13スコットがローポストでボールを収めて力強くゴールを狙い続けて東京を押し込んだことで、攻撃の幅が広がった。また、ボールを持った選手がほかの選手にスクリーンに入るように指示を出し続けるなど、ひとり一人が局面を打開しようと戦い続けたことが、東地区で首位争いを演じる東京から勝利をつかむ原動力となった。第1戦での完敗は今シーズンの行く末をも不安視せざるを得ない内容と結果だったが、この日の勝利は、東京が相手でも決して引けを取らずに戦えるということを再認識できたゲームとなった。まだ、東地区の最下位という状況は変わらないが、「どんなチームが相手でも勝てる」ということを、しっかりと胸に刻み、だからこそ、「どんな試合でも敗戦は許されない」という強い気持ちを持って戦っていくことができれば、ここから上位へと食い込んでいくことも十分に可能だということをチームもファンも実感できた大きな勝利となった。


■戦評協力:Works Link


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