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【試合結果】12/4(日)vs 京都ハンナリーズ@ハンナリーズアリーナ

いつも熱いご声援をありがとうございます。

B.LEAGUE2016-17シーズン第11節vs京都ハンナリーズ第2戦、前半からシュートチャンスはあったものの、それを活かしきることができず、最後まで点差を詰められずに悔しい敗戦となりました。遠方の京都まで足を運んでいただいたブースターの方がたくさんいらっしゃいましたが、連勝の波に乗り切れず残念です。
来週からのホーム戦で勝ち星を増やしたいと思いますので、引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

来週12月10日、11日は川崎ブレイブサンダース戦、翌週17日、18日は新潟アルビレックスBB戦、ともに会場はCNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)です。
ホームでの連戦、ぜひ会場でご声援を☆


【試合結果】 12/4(日)14:00試合開始 vs 京都ハンナリーズ@ハンナリーズアリーナ

    秋田    京都  
1Q  10 22
 2Q 9 20
 3Q 13 12
 4Q 14 17
最終 46 71

 



【長谷川ヘッドコーチ試合後コメント】
立ち上がりから自分たちのバスケットができず、ファウルトラブルがかさんでしまった。ノーマークも含め、シュートの決定力を欠いてしまったことも、京都との差になった。若い選手を主力とするチームなのでどうしても波が出てしまうが、経験を積んで埋めていくしかないので、この試合結果も糧にして次に切り替えていきたい。
次も強豪の川崎戦なので、チャレンジャーとして戦うためにしっかりと準備をしていきたい。

 


 

【戦評】
■第1Q 10-22
中盤以降得点の止まった秋田が12点差を付けられる
前日の第1戦を79-78で競り勝ち、今季初の連勝を「3」に伸ばした秋田ノーザンハピネッツ。通算成績も6勝14敗として、6勝15敗の仙台89ERSを上回り、東地区4位に浮上した。第1戦ではセンターの#13スコット・モリソンがチーム最多の18得点をマークして逆転勝利へとつなげたが、この試合で京都ハンナリーズは第1戦で出場停止となっていた日本人ビッグマンの#15佐藤託矢が復帰。佐藤の復帰も含めて秋田のインサイドへのマークを強めてくるはずの京都に対し、秋田がこの連勝期間中と同様にインサイドを効果的に使っていけるかが問われるゲームとなった。京都は第1戦の惜敗で通算成績を9勝11敗とし、西地区4位から5位へと順位を落とした。2位から5位までの勝ち数差が「2」と混戦模様の西地区で上位2チームまでのプレーオフ進出圏から引き離されないためにも、連敗は避けたい戦いとなった。オンザコートはともに「2、1、1、2」。秋田は先発も#18藤江建典を入れた第1戦と同じ布陣で、京都は第1戦の「1、2、1、2」からオンザコートを変更して臨んだ。

京都が16秒に#5マーカス・ダブのいきなりのアリウープで先制。秋田も43秒に#5田口がローポストに食い込んだプレーでフリースローを獲得して2-2と同点に追い付いた。序盤から秋田、京都ともに、ボールを良く回して動き合う展開になったが、京都が1分2秒に#2川嶋勇人の3Pシュートで先行。秋田も#13モリソン、#15ケビン・パルマ―の得点で追い掛け、4分45秒には#23ディショーン・スティーブンスがアリウープを決め返して8-11と激しく競り合った。京都がインサイドにも食い込みながら細かくボールをつないで得点を加えていったのに対し、秋田もスクリーンなどでフリーを作って外角からシュートを放っていったが、そのシュートが決まらずにじりじりと点差を引き離されていった。秋田は5分32秒の#5田口のドライブから得点が止まり、逆に京都に4連続でポイントを奪われて10-22とされ、12点を追う展開となった。

■第2Q 9-20(19-42)
京都が3Pシュートで秋田のゾーンディフェンスを攻略。23点差に引き離す
秋田は、1クォーターで#13モリソンが2ファウルとなったこともあって、#23スティーブンスを先発で投入。#55谷口大智とインサイドを構成した。第1戦で10得点と活躍した#11菅澤紀行と、#3安藤に#2水町亮介を加えたダブルガードで臨んだ。40秒に秋田が#55谷口の3Pシュートで先制。しかし、京都も#15佐藤がポストプレーから粘ってバスケットカウントを獲得し、3分12秒にも#15佐藤がミドルシュートを決めて13-27と秋田を突き放した。なかなかインサイドを突けない秋田は24秒バイオレーションで攻撃権を失った直後の3分41秒にタイムアウトを取って立て直しを模索。タイムアウト後からディフェンスをゾーンプレスに切り替えたが、京都が3Pシュートを3本決めるなどして外から冷静に攻略。攻撃の形がなかなか作れない秋田は、パスを回しながら局面の打開を狙ったが、ドライブからのシュートもことごとくリングに弾かれるなどして決めきれず、9得点に止まって19-42と23点差と引き離されて前半を終えた。

■第3Q 13-12(32-54)
点差を縮め切れない秋田。22点差を追って最終クォーターへ
前半で3ファウルとなった#13モリソンを使えない秋田は、2クォーターに引き続き#23スティーブンスが先発した。53秒に#23スティーブンスが3人のマークをかいくぐって得点を決めて先制。さらに1分31秒に#55谷口が3Pシュートを決め、2分1秒に#23スティーブンスの速攻から3連続ポイント挙げて26-42とした。しかし、京都も#5マーカス・タブのカットインからの得点に続き、#2川嶋がスティールからの速攻を決めて連続得点。秋田はタイムアウトを取って、#13モリソンを投入。秋田はその後、インサイドにボールを入れて#13モリソンと#55谷口のフリースローで得点。さらに終盤にも#5田口の2度のフリースローで得点を加えたが、京都の#2川嶋にインサイドを突かれて得点を許したこともあり、点差をほぼ縮めることができないまま32-54と22点差を残して最終クォーターへ進んだ。

■第4Q 14-17(46-71)
秋田が#23スティーブンスを軸に攻めるも、25点差で敗戦
秋田は#23スティーブンスと#15パルマ―に、#3安藤、#16高橋、#18藤江が先発。52秒に京都が#34籔内幸樹のタップシュートで先制。さらに京都は#24ローレンス・ヒルのドライブ、#42ケビン・コッツァーのオフェンスリバウンドからの得点と立ち上がりに3連続ポイントを奪取して32-60とリードを広げた。秋田はここでタイムアウトを取って、#55谷口を投入。ここからボールを速く運びながら#23スティーブンスを中心に4連続ポイントを挙げて40-60とし、オフィシャルタイムアウトに入った。しかし、オフィシャルタイムアウト後、京都は#34籔内が3Pシュートと速攻で連続得点を挙げて40-64と引き離すことに成功。秋田はその後、#23スティーブンスと#18藤江が得点を決めたものの、京都にも速攻などから得点を奪い返されて点差を縮められず46-71で敗れた。


■全体
インサイドを使えなかった秋田が淡泊な内容で完敗
立ち上がりこそ、京都と同じようにボールも人も動く展開を作った秋田だったが、チーム全体で細かくつなぎながら崩してきた京都の攻撃を止めきれないまま、外角のシュートが決まらずにスコアが離れていくと、徐々にリズムを崩して、状況を打開できないまま完敗した。第1戦で18得点を挙げた#13モリソンが1クォーターで2ファウルになったこともあって、この試合は6得点止まり。連勝中の#13モリソンを起点にした攻撃を作れなかったことで、ゲームを通して有効な攻撃を組み立てることができなかった。レフェリーのやや細かな判定に対応できていなかった部分はあったが、それは両チームに通じたことで、終始、劣勢を強いられたのは、京都との序盤の主導権争いで、チーム全員がリングに向かい、インサイドにも果敢に飛び込んできた京都に対して、根負けした結果だったとも言える。連勝も3で止まり、ここから、もう一度、インサイドのバリエーションや、攻撃が手詰まりになったときの崩し方を増やしていかなければ、すぐに対戦相手に対策をされてしまうのが、Bリーグの厳しさだろう。秋田にとっては、淡泊な内容で敗れたこの日の試合を、次節以降にどうつなげていくのかが問われてくるだろう。

■戦評協力:Works Link


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