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【試合結果】12/17(土)vs 新潟アルビレックスBB@CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)

いつも熱いご声援をありがとうございます。

B.LEAGUE2016-17シーズン第13節vs新潟アルビレックスBB第1戦、前半調子が上がらず、大きく引き離されて折り返し。後半は新潟のディフェンスを崩し、自分たちの流れを作って接戦に持ち込みましたが、勝ち切れず惜敗となりました。会場が一体となり、声援をたくさんいただきました。ありがとうございました。
明日は出だしからアグレッシブに戦い、ホームを守りにいきたいと思いますので、もう一度チームと一緒に戦ってください。よろしくお願いします!


【試合結果】12/17(土)18:00試合開始 vs 新潟アルビレックスBB@CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)

    秋田     新潟  
 1Q   11 25
 2Q   17 19
 3Q   27 9
 4Q   19 25
     

最終

 74 78

 


 


【長谷川ヘッドコーチ試合後コメント】
今日は出だし、1クォーターでチームがうまく機能せず、相手に勢いを与えてしまった。大量ビハインドをひっくり返すには体力的にも精神的にも厳しいが、後半選手たちはよくがんばってくれた。谷口選手はディフェンスもスコアに絡んだプレーができたことも評価している。
全体として、新潟#54ガードナー選手を抑えられないためにファウルになってしまい、フリースローを37本も与えてしまったことを明日への課題として捉えている。明日は立ち上がりから自分たちのバスケットをしなければならない。
 


【戦評】
■第1Q 11-25
攻守ともにバランスの取れた新潟に秋田が苦戦。大量14点のリードを許す
秋田ノーザンハピネッツは、前節の川崎ブレイブサンダース戦で、#9白濱僚祐と#13スコット・モリソンが欠場したことも響き、今季4度目の3連敗を喫して、通算成績を6勝17敗とした。前節終了時では、仙台89ERS、レバンガ北海道と勝率で並び3チームの対戦成績で下回ったことで東地区の最下位となっていたが、前日に北海道がアルバルク東京に敗れたことで、仙台との得失点差により東地区4位となって、この日の新潟戦を迎えた。新潟は前節、仙台に連勝し、通算成績で12勝11敗と勝ち越して中地区2位に浮上。得点ランキング2位の#54ダバンテ・ガードナーと、同7位の#13クリント・チャップマンを擁するリーグでも屈指のインサイド陣を誇り、元日本代表の#7五十嵐圭も加わるなどして攻撃の幅も広がるなど、選手の層、バランスとも取れたチームに仕上がっている。秋田にとっては、新潟のインサイドを抑えながら、逆にインサイドも絡めた攻撃を積極的に仕掛けられるかがポイントとなった。昨季までのbjリーグで激しい戦いを繰り広げてきた新潟を相手にどのような戦いができるかで、Bリーグ開幕後の秋田の現在地を知ることができるという意味でも注目のカードとなった。

秋田は#9白濱と#13モリソンが復帰。ベストメンバーでゲームに臨んだ。オンザコートは、ともに「2、1、1、2」を選択。秋田は#13モリソン、#15ケビン・パルマーでインサイドを組み、#3安藤誓哉、#5田口成浩、#9白濱が先発した。48秒に新潟が#13チャップマンのミドルシュートで先制。さらに、新潟は、秋田のディフェンスがインサイドを警戒する中、アウトサイドでフリーをつくって#23佐藤公威が3Pシュートを2本連続で成功。その後も#54ガードナーが2連続ポイントを決めて0-12とリードを広げた。新潟の激しいディフェンスにインサイドで起点を作れず、外から放ったシュートもなかなか決まらなかった秋田だったが、3分29秒に#5田口が3Pシュートを決めて初得点。3分47秒に#15パルマーがスティールからの速攻で連続得点を決めて5-12とした。秋田はその後、#13モリソン、#23ディショーン・スティーブンスがそれぞれ得点を決めたが、新潟も#7五十嵐を中心にリズム良くゲームを組み立てながら、フリースローも確実に決めるなどして得点を伸ばし11-25とし、秋田が14点差を付けられて1クォーターを終えた。

■第2Q 17-19(28-44)
秋田が#55谷口の3Pシュートなどで得点するも、新潟の優位は動かずリードを16点に広げられる
 ともにオンザコート1のクォーターで、秋田は#13モリソン、#55谷口大智、#2水町亮介、#5田口、#16高橋憲一でスタートした。新潟が31秒に#54ガードナーの得点で先制。さらに秋田のアンスポーツマンライクファールから得たフリースローで1点を加えた。秋田は1分12秒に#16高橋がミドルシュートを決めて13-28としたが、新潟の勢いは止まらず#54ガードナーの得点に続き、#23佐藤公が3Pシュートを決めて13-33とリードを20点に広げた。秋田はここでタイムアウトを取って#23スティーブンスと#11菅澤紀行を投入。4分12秒に#55谷口が3Pシュートを沈め、6分15秒に#23スティーブンスが速攻からダンクを決めるなどしたが、新潟の#54ガードナーを止めきれずに、ファウルもかさんで、フリースローから得点を許すなどして28-44と16点差にリードを広げられて前半を終えた。

■第3Q 27-9(55-53)
秋田が突如、奮起。16点差を一気にひっくり返して最終クォーターへ
ハーフタイムを経て秋田は動きが一気に加速。前半とは別チームの様に足を動かし、ボールも素早く回しながら攻撃を展開して、55秒#5田口のミドルシュートで先制。さらに、3分2秒に#5田口が3Pシュートを決めて33-44としてリズムを握った。新潟もここでタイムアウトを取り、3分24秒に#13チャップマンのミドルシュートでこのクォーター初得点を挙げたが、秋田も4分2秒に#5田口が3Pシュートを決めて流れを離さず、#55谷口が3Pシュート、#3安藤がドライブからの得点で続き41-46と点差を縮めた。新潟はこのクォーター2度目のタイムアウトを取ったが、秋田の勢いは止まらず5分56秒に#5田口が3Pシュートを決めて44-46と2点差まで詰め寄った。新潟はこのクォーターベンチに置いていた#54ガードナーをこの場面から投入。ここから得点を入れ合う展開となり、48-51から秋田は7分24秒に#55谷口がミドルシュートを決め、さらに#5田口がフリースローを2本決めて52-51と逆転に成功した。この後、新潟に再逆転を許したが、秋田は58秒に#9白濱が3Pシュートを決めて55-53と、16点差をひっくり返して最終クォーターへ進んだ。

■第4Q 19-25(74-78)
最後までもつれ合う展開の中、秋田は残り11秒でリードを許して惜敗
秋田は1クォーターと同じメンバーで臨んだ。秋田が24秒に#3安藤のドライブからのフローターシュートで先制。さらに#5田口がミドルシュートを決めて59-53とリードを広げた。新潟は#54ガードナーと#13チャップマンのインサイドを中心に攻撃を組み立ててじりじりと点差を縮め、4分8秒に#7五十嵐、4分32秒に#23佐藤公が3Pシュートを連続で決めて61-63と逆転に成功した。秋田は追い付かれた後も、テンポを緩めず、#3安藤と#15パルマーを中心に速い展開から得点を奪い、インサイドから押し込んでくる新潟に一歩も引かずにぶつかり合った。71-71から秋田は8分14秒に#23スティーブンスがオフェンスリバウンドをタップシュートで押し込み73-71とリードすることに成功。しかし、直後に#23スティーブンスのファウルからフリースローを許し、#23スティーブンスがファウルアウト。フリースロー1本を決められた後の9分20秒に、新潟は#13チャップマンのミドルシュートで73-74と逆転。秋田は9分29秒に#15パルマーがフリースローを得て1本を決め74-74と再び同点とした。しかし、残り11秒6で新潟が#54ガードナーが得点を決めて74-76と抜け出し、秋田は#15パルマーが3Pシュートを放って逆転を狙ったが決まらず、逆にリバウンドから速攻につなげられて得点を決められ74-78で惜敗した。

■全体
見事な追い上げだっただけに悔やまれる前半の内容
1、2クォーターと新潟の高さと力強さ、さらにアウトサイドからのシュートにも翻弄され一方的な展開を許した秋田だったが、3クォーターに突如、奮起。クォーターの開始から前半とはまるで違う気迫と運動量で点差をみるみると縮め、このクォーターだけで16点差を一気にひっくり返して逆転に成功。4クォーターも#3安藤を中心に走るバスケで新潟に立ち向かい激しい攻防を繰り広げたが、最後は#54ガードナーと#13チャップマンの切り札を持つ新潟に押し切られて惜敗した。3クォーター以降の追い上げが見事だっただけに、悔やまれるのは前半、特に1クォーターの戦いぶりだった。秋田は新潟のディフェンスに対しインサイドにボールをなかなか入れることもできず、外側にパスを回すだけの単調な攻撃に終始。飛び込んで行く勇気も、チーム全体で崩していくという意志も見せないまま、ずるずると引き離されていった。前半はある程度ゆるく戦って後半から一気にギアを変えてまくっていくというプランを立てていたのであれば問題はないが、ゲームを見ていた印象では後半から気持ちを切り替えただけの様に映った。高さや層の厚さで新潟に劣る部分は否めないが、その差を補うために、最低限必要なのは新潟を上回る気持ちとハードワークだろう。あすの第2戦、気持ちを引き締め直してくる新潟に対し、秋田がそれ以上の気持ちで臨めるかがポイントになるだろう。

■観客数:2,501人

■戦評協力:Works Link


 

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