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【試合結果】12/25(日)vs 琉球ゴールデンキングス@沖縄市体育館

いつも熱いご声援をありがとうございます。

B.LEAGUE2016-17シーズン第14節vs琉球ゴールデンキングス第2戦、第3クォーターまでのリードを第4Qで返され、2戦連続で決着はオーバータイム(延長戦)に持ち越されましたが、今日はうれしい勝ち星をあげることができました。もちろん課題は残りますが、まずはひとつ勝ち切れたことで来週のホーム富山戦につながる戦いになりました。

年内最後のホーム戦は12月29日、30日の富山グラウジーズ戦。全力でホームでの戦いに挑みますので、みなさまぜひご声援をよろしくお願いいたします!

【試合結果】12/25(日)18:00試合開始 vs 琉球ゴールデンキングス@沖縄市体育館
 
 
    秋田    
    琉球    
 1Q 
 26
20
 2Q 
 17
8
 3Q 
 16
14
 4Q 
 7
24
 OT
 13
8
最終
 79
74
 

【戦評】
■第1Q 26-20
秋田が中盤に逆転。6点をリードして1クォーターを終える
秋田ノーザンハピネッツは、前日の第1戦で今季2度目のエキストラゲームにもつれ込む競り合いを演じながらも83-96で敗戦。12月4日の京都ハンナリーズとの第11節第2戦から続く連敗が、今季2度目で、最長タイの6連敗となった。通算成績は6勝20敗となり、順位も前日まで勝率で並んでいたレバンガ北海道が京都ハンナリーズを下したことにより、東地区で単独の最下位、全体でも降格プレーオフ圏内の16位に位置している。琉球ゴールデンキングスは第1戦の勝利で連敗を4でストップ。通算成績を11勝15敗としたが、順位は西地区5位で変わらなかった。第1戦は秋田がボールも人も良く動くバスケを見せたが、エキストラゲームで琉球にインサイドを上手く突かれて敗戦。3クォーターまでインサイドで起点を作れなかった琉球がこの日の試合で修正してくることが予想される中、秋田は第1戦同様、インサイドにボールを入れさせないディフェンスを見せながら、攻守の切り替えを速くした戦いで先行し、逃げ切りを図りたい。また、第1戦で2得点に止まった#13スコット・モリソンの奮起にも期待したい。オンザコートは、ともに前日と同じ「2、1、1、2」を選択した。

秋田は、第1戦と同じ#13モリソン、#15ケビン・パルマー、#3安藤誓哉、#5田口成浩、#9白濱僚祐のスターティングラインアップ。琉球も第1戦と同じ先発で、ポイントガードに#32山内盛久を起用した。44秒に琉球が#7レイショーン・テリーの3Pシュートで先制。秋田は1分4秒に#3安藤が3Pシュートをすぐに入れ返した。ここから琉球が#7テリーを中心に攻撃。琉球が#7テリーのドライブから連続得点を挙げたのに対し、秋田は良い形でパスを回しながら攻撃を組み立て#5田口のミドルシュートに続き、#13モリソンが#5田口とのパス交換からゴール下に入り込んで得点し7―7とした。秋田は10-12とされた後の3分39秒に#3安藤がドライブから得点を奪い、さらに#13モリソン、#23ディショーン・スティーブンスの連続得点などで4連続ポイントを挙げて19-14と逆転。その後も秋田は#23スティーブンスや#3安藤の得点で加点して26-20と6点をリードして1クォーターを終えた。

■第2Q 17-8(43-28)
秋田が選手を代えながらリズムを作り、リードを15点に広げて前半を終える
 ともにオンザコート1のクォーターで、秋田は13モリソンと#55谷口大智でインサイドを組み、#3安藤、#2水町亮介、#16高橋憲一が先発した。琉球が22秒に#16渡辺竜之佑の得点で先制。秋田は43秒に#13モリソンが入れ返した後、#55谷口と#3安藤に代えて、#5田口と#9白濱を投入。琉球が流れを変えようと日本人ビッグマン#10波多野和也を置かずに戦ったこともあって、秋田もパワーフォワードに日本人ビッグマンを置かない今季初の布陣に切り替えて戦った。秋田はインサイドのディフェンスで踏ん張りながら、攻撃では#13モリソンや#23スティーブンスを使いながら琉球のディフェンスを崩し、#16高橋のミドルシュートに続き、#13モリソンが連続得点。#18藤江建典や終盤には#55谷口をコートに戻し直すなど選手交代を積極的に行いながらもリズムを崩さずに戦い、#9白濱の3Pシュートや#23スティーブンスの得点などでスコアを伸ばし43-28とリードを15点差に広げて前半を終えた。

■第3Q 16-14(59-42)
秋田が幅広い攻撃で主導権を渡さず17点リードして4クォーターへ
秋田は#13モリソンと#55谷口、#3安藤、#5田口、#9白濱が先発。琉球はインサイドを#34ハルミトンと#10波多野で組んだ。1分3秒に秋田は#3安藤が相手ディフェンスの間を縫うようなドライブで切れ込んで先制。琉球も1分20秒に#34ラモント・ハルミトンのティップシュートで入れ返した。秋田は前半に続き、このクォーターもパスを良く回しながら攻撃を構築。1分35秒に#9白濱が右コーナーから3Pシュートを決めて48-30とし、琉球が#34ハミルトンを中心に得点を加えると、秋田もコートを幅広く使った攻撃で琉球を崩し、#13モリソンや#55谷口、#18藤江、#23スティーブンスなどが得点を入れ返して点差を縮めさせず59-42とリードを17点差に広げて最終クォーターへ進んだ。

■第4Q 7-24(66-66)
琉球が一気に反撃ムードを構築。秋田はリードを守り切れず2日連続のエキストラゲームへ
秋田は第1戦の4クォーターと同じ#13モリソンと#15パルマーでインサイドを組み、#3安藤、#5田口、#16高橋でスタートした。10秒に琉球が#32山内のミドルシュートで先制。秋田は35秒に#16高橋がドライブで入れ返し61-44とした。しかし、琉球は48秒に#34ハミルトンがミドルシュートを決めたのに続き、1分22秒に#32山内が3Pシュートを決めて61-49とすると、会場を埋めた琉球ブースターの声援の後押しもあって、琉球の追い上げムードが一気に高まっていった。秋田は3分36秒に#13モリソンが得点を入れた後、攻撃が慎重になったことと、琉球のゾーンディフェンスを崩せずに得点が止まり、逆に琉球は#34ハミルトンと#32山内で5連続ポイントを奪って63-60と詰め寄った。秋田は#23スティーブンスが6分42秒にフリースローから2点を加えたが、琉球も#5アンソニー・マクヘンリーと#34ハミルトンの得点で65-64とし、秋田がフリースローで1点を加えた後の、残り20秒で#31喜多川修平がフリースローを2本決めて66-66と追い付いた。秋田は最後の攻撃で#15パルマーがミドルシュートを放ったものの決まらず、オフェンスリバウンドを拾った#5田口のシュートもリングに弾かれたところでブザーが鳴り、第1戦に引き続きエキストラゲームへと突入した。

■EX1 13-8(79-74)
秋田が攻撃を組み立て直して先行。琉球の追い上げをかわして勝利をつかむ
秋田は#13モリソンと#15パルマー、#3安藤、#2水町、#9白濱でスタート。琉球は4クォーターに13得点を挙げた#32山内をベンチに置き、#16渡辺を先発させた。14秒に秋田が#9白濱のフリースローで1点を先制。さらに、1分4秒に#13モリソンが#9白濱との崩しから得点を決めて69-66とした。琉球はすぐに#32山内をコートに戻し、1分30秒に#31喜多川がゴール下に飛び込んで得点を決めて69-68とした。秋田が#13モリソンのフックシュートで得点を加え、琉球も#34ハミルトンが入れ返して71-70となった後の3分4秒に、秋田の#15パルマーが右サイドから3Pシュートを沈めて74-70と抜け出すことに成功。琉球に2点を加えられた後の4分22秒にも#15パルマーが3ショットのフリースローをすべて決めて77-72と突き放した。琉球はその後、ファウルゲームに持ち込んだが、秋田は#5田口がフリースローをきっちりと2本決めるなどして点差を守り、79-74で逃げ切った。エキストラゲームで琉球の#32山内を止めた秋田の#2水町のディフェンスも光った。


■全体
惜敗した前日以上の内容で勝利をつかみ取った秋田
秋田はエキストラゲームで敗れた第1戦を引きずることなく、この日の第2戦でも、前日以上に、攻撃ではボールを回し、ディフェンスでも容易にインサイドへボールを入れさせずに琉球を圧倒。3クォーターまでは付け入る隙すら与えない内容で大量17点のリードを奪って4クォーターに進むことに成功した。4クォーターは攻撃で時間を消費するためにテンポを落としたことから、リズムを崩し、逆にシュートが決まる度にボルテージを上げて追い上げムードを作った琉球ブースターの声援にも押される形で、エキストラゲームまで持ち込まれる苦しい展開となったが、エキストラゲームでは一転、気持ちを立て直して攻撃を作り直し、常に先行する形で逃げ切ることに成功した。この琉球との2試合は、秋田がこれまで以上に危機感を持って臨み、全員が攻守に渡って果敢に戦うことで、今季の試合で最も良質なプレーを展開した。しかし、連敗は止まったものの、降格プレーオフ圏内にいる現状に変わりはない。まずは、年内最後の試合となる12月29、30日の富山グラウジーズ戦で、琉球戦で見せた以上の気持ちで臨み、琉球戦以上の内容で勝利を積み重ねてもらいたい。


■戦評協力:Works Link


 

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