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【試合結果】12/29(木)vs 富山グラウジーズ@CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)

いつも熱いご声援をありがとうございます。

B.LEAGUE2016-17シーズン第15節vs富山グラウジーズ第1戦、ホームで連勝するべく挑んだ戦いでしたが、最後に競り勝つことができず無念の敗戦となりました。明日、みなさまの期待に応えられるよう、何としてもホームでの勝利で今年を締めくくるために気持ちを切り替えて臨みます。本日もたくさんの応援、ご声援ありがとうございました。明日の試合の後は1月18日(水)のホーム戦までしばらく間が空きますので、明日ぜひ会場でチームと共に戦っていただければ幸いです。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

 

【試合結果】12/29(木)18:00試合開始 vs 富山グラウジーズ@CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)
 
 
    秋田    
    富山    
 1Q 
 18
21
 2Q 
 20
17
 3Q 
 23
18
 4Q 
 12
18
 
 
 
最終
 73
74
 


【長谷川ヘッドコーチ試合後コメント】
インサイドで攻めきれず、相手のインサイドを止めきることもできず、そこからリズムを崩してしまった。とくに第4クォーターでそういった部分がリバウンドに影響してしまった。富山の宇都選手、水戸選手のオフェンスリバウンドを警戒しなければならないと試合前からチームで意識を共有していたが、宇都選手にはリバウンド、そして4Qのビッグショットも含めてやられてしまった。
明日は年内最後のホーム戦なので、ターンオーバーを減らしてチームリバウンドの姿勢・意識をもう一度立て直し、秋田ブースターに勝利を届けたい。


【戦評】
■第1Q 18-21
富山が先行し秋田が追う展開。秋田が3点のリードを許す
秋田ノーザンハピネッツは、前節の琉球ゴールデンキングスとの第2戦でエキストラゲームの末に79-74で勝利を飾り、連敗を6でストップ。通算成績を6勝21敗とした。勝率で仙台89ERSとレバンガ北海道と並んだものの、3チームでの勝率により東地区での順位は最下位のままとなっている。富山グラウジーズは、通算成績3勝24敗で中地区の最下位となっており、今節までも5連敗と苦しんでいる。富山は12月16日にNBAのマイアミ・ヒートでプレー経験のあるセンター、#45デクスター・ピットマンを獲得。#45ピットマンは12月17日の第13節千葉ジェッツ戦から出場し、前節のシーホース三河戦では、#33ドリュー・ヴァイニーなどとの連携したプレーを見せるなどチームに溶け込んできている。富山は#45ピットマンを絡めながらインサイドで起点を作り、#31城宝匡史や#9水戸健史など得点力のあるプレーヤーのオフェンスオプションを広げたいところ。秋田は、前節の琉球戦同様、インサイドにボールを入れさせないディフェンスから速い展開で崩して今季2度目の連勝をつかみたい。オンザコートは、ともに「2、1、1、2」とした。

秋田は#13スコット・モリソン、#15ケビン・パルマー、#3安藤誓哉、#5田口成浩、#9白濱僚祐が先発。富山は#45ピットマンと#33ヴァイニーでインサイドを組み、#31城宝に、#11宇都直輝、#30山崎稜が先発。ともに1クォーターで主導権を取ろうとするラインアップとなった。49秒に富山が#45ピットマンの得点で先制。秋田は、富山に追加点を許した後の2分15秒に#13モリソンが#15パルマーからのパスを受けて得点し2-4とした。富山がその後も#45ピットマンを軸に攻撃を展開して先行。秋田は#3安藤の3Pシュートや#9白濱のドライブ、#5田口の3Pシュートなどで追い掛けた。秋田は14-19とされた後の8分46秒に#15パルマーがドライブから得点。さらに9分11秒に#15パルマーが速攻から得点を決めて18-19とした。富山はここでタイムアウトを取り、その後、フリースローで2点を追加。秋田の3点ビハインドで1クォーターを終えた。


■第2Q 20-17(38-38)
秋田が#23スティーブンスの連続得点で追い付き前半を終える
 ともにオンザコート1のクォーターで、秋田はインサイドに13モリソンと#55谷口大智を置き、#3安藤、#5田口、#18藤江建典でスタート。富山は#34サム・ウィラードと#13比留木謙司のインサイドに、#7宮永雄太をポイントガードに起用した。18秒に富山が#33ヴァイニーのミドルシュートで先制。秋田も45秒に#3安藤が3Pシュートを入れ返した。富山が#30山崎のミドルシュートや、#7宮永の3Pシュートなど外側からのシュートを効果的に決めたに対し、秋田は#18藤江のドライブや#16高橋憲一の3Pシュートなどで加点。4分35秒には#5田口がゴール下から得点を決めて28-31と3点差に詰め寄り、オフィシャルタイムアウトに入った。富山はタイムアウト後に#45ピットマンを投入。秋田も#11菅澤紀行などを入れてプレイタイムのシェアを図った。オフィシャルタイムアウト後も富山が先行し、秋田が追う形で得点を入れ合う展開となったが、秋田は34-38となった後の8分54秒に#23ディショーン・スティーブンスが#5田口のドライブからのシュートが浮いたところをダンクでフォローして36-38とし、さらに9分29秒にも#23スティーブンスがゴール下に飛び込んで得点を決めて38-38と同点に追い付き前半を終えた。

■第3Q 23-18(61-56)
秋田が#3安藤の得点などで5点をリードして最終クォーターへ
前半は互いにペイントエリアでの攻防を軸に探り合うような展開となっただけに、後半は、どちらが先にストロングポイントを見つけて抜け出すのかがポイントとなった。秋田は#13モリソンと#55谷口、#3安藤、#5田口、#9白濱が先発。富山は2クォーターと同じく#34ウィラードと#13比留木がインサイドで先発した。31秒に富山が#13比留木のミドルシュートで先制。秋田も44秒に#13モリソンがゴール下でパスを受けて得点を入れ返した。さらに、秋田は1分17秒に#3安藤がミドルシュートを決めて42-40と勝ち越し、#13モリソンがドライブからの得点とバスケットカウントも沈めて45-40とリードを広げた。秋田はオフザボールの動きも良く、オフェンスリバウンドでも集中。3分55秒には連続攻撃から#3安藤がフリースローを2本決め、さらにテクニカルファウルでのフリースローも#3安藤が沈め48-42と突き放した。秋田はその後も#55谷口や#5田口の3Pシュートなどで加点。7分45秒には#13モリソンがフリースローを2本決めて61-51とリードを10点に広げた。その後、富山も#11宇都のフリースローなどで点差を縮め61-56と秋田5点リードで最終クォーターへ進んだ。

■第4Q 12-18(73-74)
秋田が残り3.2秒で決勝点を決められて惜敗
秋田は#23スティーブンスと#15パルマーの二人に、#3安藤、#5田口、#16高橋が先発。富山の外国籍選手は#33ヴァイニーと#34ウィラードが先発した。富山が19秒に#11宇都のオフェンスリバウンドからの得点で先制。しかし、この一連のプレーで#33ヴァイニーが足を痛め、#45ピットマンが交代で入った。それでも富山は1分34秒に#34ウィラードがオフェンスリバウンドからの得点とバスケットカウントで3点を加え61-61と同点。秋田はここで#13モリソンを投入してインサイドを固めた。その後、秋田はフリースローで4点を加え65-62としたが、オフィシャルタイムアウトをはさんで富山に連続ポイントを許して65-66と逆転された。秋田は直後に#3安藤が3Pシュートを決めて再逆転に成功したものの、富山もすぐに#34ウィラードがフリースローを決めて同点とするなど、激しい攻防が続いた。その後、互いにフリースローを決め合うなどして71-72となり、残り34秒で秋田がタイムアウトを選択。残り12秒で#3安藤がドライブで切れ込んでから#5田口へとつなぎ、#5田口が右コーナーからミドルシュートを決めて73-72と逆転した。富山も直後にタイムアウトを取ると、残り3.2秒で#11宇都がドライブから中央を割ってフローターシュートを決め73-74と再逆転。秋田はタイムアウト後のスローインから#5田口にボールを入れたが、#5田口がボールをこぼしてシュートまで持っていけずに敗戦した。

■全体
インサイドでの苦戦を走力で補え切れなかった秋田
前節の琉球戦に続き、試合終了の直前まで勝負がもつれ込む接戦となったが、秋田は残り3.2秒で富山に決勝点を許して惜敗。今季2度目の連勝をつかめず、富山に今季4勝目を献上した。富山が1クォーターの出だしから#45ピットマンにボールを集めて攻撃を構築。そのピットマンがディフェンスに付かれてもスピンやフェイダウェイからマークを外して得点を決めたことで、秋田はその対策に追われることとなり、攻撃にも速度が出なかった。それでも秋田は、#3安藤を中心にボールを動かしながら多彩な攻撃を展開して富山と競り合い、3クォーターには一時10点のリードを奪ったが、そこで、突き放し切ることができなかったことが結果的に敗戦につながった。アウェイゲームの琉球戦から、移動も含めわずか4日後のゲームで疲れもあったとは思うが、インサイドで押し切られてしまう部分を、琉球戦のときのように全員が走り回ることで補ってもらいたかったが、琉球戦と比べると全体的な運動量が足りなかったようにも思えた。秋田にとっては、この敗戦で、年内のゲームを連勝で締めくくり、良いムードで新年を迎えることができなくなったばかりか、逆に明日の第2戦は絶対に落とせないゲームとなった。高さや力強さでアドバンテージを得られない状況で、どうやって勝利をつかんでいくのか。開幕から突きつけられてきた命題の答えを、あすの年内ラストマッチで示してもらいたい。

■観客数:2,721人

■戦評協力:Works Link

 


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