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【試合結果】1/18(水)vs レバンガ北海道@CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)

いつも熱いご声援をありがとうございます。

B.LEAGUE2016-17シーズン第16節vsレバンガ北海道。新加入の#30イバン・ラベネル選手がチームの中で良い働きを見せ、エース#5田口選手の活躍もあり、2017年最初のホームゲームで勝ち星をとることができました。選手たちはもちろんご来場のみなさまの笑顔も見られ、新年の良いスタートダッシュとなりました。

中2日で週末はアウェイ大阪戦となります。引き続き後半戦も秋田ノーザンハピネッツへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
 

【試合結果】1/18(水)19:00試合開始 vs レバンガ北海道@CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)

 
    秋田    
    北海道    
 1Q 
 17
13
 2Q 
 21
17
 3Q 
 17
16
 4Q 
 25
12
 
 
 
最終
 80
58
 


【長谷川ヘッドコーチ試合後コメント】
オフェンス、ディフェンス両方のインサイドに厚みが出て、インサイドアウトが効果的に使えたのが今日の勝利につながったと思う。ディフェンスでは相手のボールをインサイドに入れさせないことができたし、水町選手が相手を良くおさえてくれたり、白濱選手がリバウンドを多くとれたのがよかった。
チーム全体の3Pの確率は高くはないが、流れを変えたいタイミングなど要所、いい場面で決められた。
若手の伸びも感じられ、次につながる勝ち方ができたと思うので、大阪戦も勝ちにいきたい。
 



【戦評】
■第1Q 17-13
#5田口の4連続ポイントで秋田が先行。4点をリードする
秋田ノーザンハピネッツは12月29、30日の富山グラウジーズ戦以来となるゲーム。富山戦までの前半戦は通算成績7勝22敗で、東地区最下位となっていることもあり、勝率で並ぶレバンガ北海道との対戦となった後半戦の初戦で、勝利をつかみ、最下位からの脱出を図って、後半戦の巻き返しにつなげたい戦いとなった。秋田はこの中断期間の1月12日に、東海大4年の#17中山拓哉を特別指定選手として獲得。さらに、1月16日には、インサイドの強化を図ることを目的に、ここまでチーム最多得点を記録していた#15ケビン・パルマーを契約解除し、昨季、琉球ゴールデンキングスに所属し、ファイナルズのMVPを受賞している#30イバン・ラベネルの獲得を発表。この北海道戦から出場する見込みの#30ラベネルがチームにどのような影響を与えるかが、秋田の今後の戦いを占う意味でも注目される戦いとなった。なお、#17中山の公式戦出場は2月以降となる。北海道は、第14節第2戦の京都ハンナリーズ戦から、第15節の琉球戦で連敗を喫して3連敗中。12月は2勝8敗と大きく負け越しているものの10点差以上での敗戦は1試合のみで、チームとしての成熟度は増している。ここまでの秋田と北海道の対戦は、秋田の3戦全敗。3試合とも秋田は70点以下に得点を抑えられていることもあり、秋田は#30ラベネルの獲得で強度が増したインサイドを起点に粘り強い北海道のディフェンスを崩したいところだ。オンザコートは、ともに「1、2、1、2」とした。

秋田は、従来のオンザコート1と同様の#13スコット・モリソン、#55谷口大智のインサイドに、#3安藤誓哉、#5田口成浩、#9白濱僚祐の先発で臨んだ。22秒に秋田が#5田口の左サイドからのドライブで先制。その後、秋田は#13モリソンのローポストを起点に攻撃、北海道は外でフリーを作ってミドルシュートを狙っていったが、ともにシュートが決まらずに3分余りスコアが動かない展開となった。重い雰囲気を打ち破ったのが秋田の#5田口。田口は4分45秒に左中間から3Pシュートを沈めたのに続き、5分21秒にも3Pシュートを決めて8-0とし、北海道はタイムアウトを取った。北海道は、ここでベテランの#9折茂武彦を投入。しかし、秋田の#5田口はタイムアウト後の5分59秒にもミドルシュートを決めて試合開始から4連続ポイントを奪取。秋田が10-0とした後の6分6秒に北海道は#22ジャマール・ソープがこの試合の初得点を挙げた。秋田はその後も#5田口のミドルシュートなどで加点した後、北海道は#9折茂のミドルシュートとバスケットカウントでの3点プレーから、#22ソープ、#9折茂で3連続ポイントを挙げて13-11と追い上げた。秋田は9分11秒に#9白濱のゴール下からの得点と、残り1秒での#55谷口がオフェンスリバウンドから得点を挙げるなどしてリードを守り、17-13と4点を先行して1クォーターを終えた。

■第2Q 21-17(38-30)
#30ラベネルが秋田での初得点をマーク。積極的な攻撃を見せた秋田が8点のリードで前半を終える
 ともにオンザコート2のクォーターで、秋田は#23スティーブンスと#30ラベネルでインサイドを構成。#3安藤と#5田口に、#16高橋憲一が先発した。秋田が20秒に#5田口の3Pシュートとバスケットカウントの4点プレーで先制。北海道も45秒に#5ダニエル・ミラーのゴール下から得点に続き、1分26秒に#11桜井良太のミドルシュートで入れ返して21-17とした。秋田は2分18秒に#30ラベネルが#9白濱のドライブをフォローして、オフェンスリバウンドからの得点とバスケットカウントを決めて、秋田での初得点をマーク。その後も秋田は#30ラベネルに上手くボールを入れながら、積極的にリングへと向かう攻撃で#9白濱や#13モリソンが得点を重ねるなどして28-22でオフィシャルタイムアウトを迎えた。タイムアウト後も秋田は#23ディショーン・スティーブンスのダンクや#30ラベネルのドライブからの得点などでスコアを伸ばしたが、北海道も#5ミラーや#9折茂が得点を挙げて食らい付き38-30と秋田の8点リードで前半を終えた。

■第3Q 17-16(55-46)
終盤に#55谷口が3Pシュートを連続で沈めるなどしてリードを9点に広げて最終クォーターへ
秋田は1クォーターの先発と同じ布陣。北海道は#9折茂を先発から投入した。42秒に北海道が#23野口大介のゴール下からの得点で先制。秋田は1分7秒に#13モリソンがフックシュートを決めて40-32とした。北海道がこのクォーターの出だしから前半よりもディフェンスラインを前に上げてプレッシャーを掛けてきたこともあって、秋田はターンオーバーを許す場面が増えた。秋田は2分24秒に#5田口がミドルシュートを決めて42-33とした後の3分3秒に北海道に速攻から簡単に得点を許すと、タイムアウトを取って立て直しを図った。タイムアウト後、秋田はルーズボールを#11菅澤紀行がつなぎ、#3安藤がドライブから得点を決めて44-35とし、終盤にも#55谷口が2本連続で3Pシュートを決めるなどしてリードを広げて55-46と9点差で最終クォーターへ進んだ。

■第4Q 25-12(80-58)
秋田の勢いが最後まで衰えず北海道に完勝
秋田は#13モリソンと#23スティーブンスに、#2水町と#3安藤のダブルガードに、#5田口でスタートした。30秒に秋田が#5田口の右サイドからのミドルシュートで先制。北海道が#5ミラーのフリースローで1点を返した後、秋田は#13モリソンと#5田口の連続ポイントで61-47と突き放した。なかなか点差を縮められない北海道が61-49となった後の3分40秒にタイムアウトを取って巻き返しを図ったが、秋田はボールを良く動かしながら攻撃を組み立ててじりじりと点差を広げ、5分48秒に#23スティーブンスがダンクシュートを決めて68-51とし、オフィシャルタイムアウトに入った。その後も秋田は、オフィシャルタイムアウト後にコートに入った#30ラベネルを軸に得点を重ね、残り4秒からの最後の得点も、#30ラベネルが#23スティーブンスとの速攻からダンクシュートを叩き込んで80-58とし、危なげない試合運びで完勝した。

■全体
#30ラベネルの加入で生まれ変わった秋田が絶好の再スタートを切る
#30ラベネルの加入で生まれ変わった秋田が、前半戦の苦戦が何だったのかと感じさせるほどの集中したゲームを展開し続け、今季一番といって良い内容で、北海道から初勝利を挙げて連敗を3でストップ。今年初ゲームを白星で飾り、絶好の再スタートを切った。1クォーターの出だしで互いにシュートが決まらない重苦しい展開となったが、オールスターゲームの3ポイントコンテストで優勝した#5田口が4連続ポイントでチームをぐいぐい引っ張ると、同じくオールスターゲームに出場した#3安藤と#9白濱も積極的なプレーでチームをけん引。この試合の前日に契約を交わしたばかりの#30ラベネルも、#5田口の22得点に次ぐ、18得点を奪取。序盤はポストプレーからボールをつないで攻撃の起点として働いたほか、試合が進むに連れて巧みなドライブなどから得点を挙げるなど、チームと連動し、かつ、これまでのハピネッツでは見られなかったインサイドでの多彩な攻撃を創出して、チームに安定感をもたらす活躍を見せた。#30ラベネルの加入でプレイタイムがシェアできた#13モリソン、#23スティーブンス、さらに、日本人ビッグマンの#55谷口も刺激を得ながら、はつらつとしたプレーを披露。秋田にとって、すべてが上手くかみ合った勝利で、後半戦に向けて、チームの自信とプライドを取り戻す大きなゲームとなった。チームは、今週末に大阪エヴェッサ、翌週に三遠ネオフェニックスと、上位争いに食い込んでいる旧bjリーグ所属チームと相次いで対戦する。この日の勝利と勢いをつないでいくためにも、大阪と三遠との連戦は重要な戦いとなる。

■観客数:2,004人

■戦評協力:Works Link


桃豚MIP賞 #30 イバン・ラベネル 選手(提供:ポークランドグループ)

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あっぱれMVP賞 #5 田口 成浩 選手(提供:アジマックスグループ)

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