【試合結果】2/4(土)vs 滋賀レイクスターズ@ウカルちゃんアリーナ
いつも熱いご声援をありがとうございます。
B.LEAGUE2016-17シーズン第18節vs滋賀レイクスターズ第1戦、中山拓哉選手が第1クォーターから出場し、プロ初得点をあげましたが、第3クォーターでホーム滋賀の勢いがつき、点差をつめられないまま試合終了となりました。
明日も試合があります!気持ちを強く持ち、勝ちをもぎとりにいきますのでみなさまの熱いご声援をいただければと思います!
【試合結果】2/4(土)17:00試合開始vs 滋賀レイクスターズ@ウカルちゃんアリーナ
| 秋田 | 滋賀 |
---|---|---|
1Q | 16 | 12 |
2Q | 15 | 19 |
3Q | 13 | 32 |
4Q | 17 | 21 |
| | |
最終 | 61 | 84 |
【長谷川ヘッドコーチコメント】
ターンオーバー17という結果で、大事な場面、特に第3クォーターでは自分たちのミスから滋賀に流れを与えてしまった。自分たちのオフェンスの終わり方も良くなかった。
今までミスするようなところではないプレーが出てしまい、勝たなければいけないという気持ちからくる焦りを落ち着かせてやることができなかった。明日はチャレンジャーとして気持ちを切り替えて臨みたい。
中山選手については、今日は初めての試合で実力的にはもっともっとできる選手だと期待している。これからの選手なので今日はターンオーバーもあったが、次にいかしていけると思う。
【戦評】
■第1Q 16-12
#17中山がプロ初得点を挙げた秋田が4点を先行
秋田ノーザンハピネッツは前節の三遠ネオフェニックス戦で連敗を喫して4連敗中。通算成績は8勝26敗で東地区6位。全体でも17位に位置している。滋賀レイクスターズも12月17、18日の川崎ブレイブサンダース戦から前節の横浜ビー・コルセアーズ戦まで勝利をつかめず11連敗中。通算成績も6勝28敗で西地区6位。全体でも18位と苦しんでいる。リーグ全体で下位から1位と2位の戦いとなった今カードは、互いにとって、浮上のきっかけをつかむとともに、全体順位の下位4チームが参加することとなる降格プレーオフに向けても勝利をつかみたい戦いとなった。秋田は、特別指定選手として登録した東海大4年の#17中山拓哉が今節から公式戦の試合出場が可能となった。プレイタイムは限定されるとは思うが、大学選手権でアシスト王を獲得した#17中山の加入を機に、#3安藤誓哉の負担を減らすとともに、フレッシュなプレーで勢いを取り戻したい。滋賀は得点ランキング3位の#32ジュリアン・マブンガが軸の戦いが予想されるが、秋田の中山と同じように特別指定選手として登録している日本大学の#24高橋耕陽も今節から出場可能になるなど、1月9日に獲得した#33クレイグ・ブラッキンズも含めた新加入選手の戦いも注目される。オンザコートはともに「2、1、1、2」とした
秋田は#13スコット・モリソン、#23ディショーン・スティーブンスに、#3安藤、#5田口成浩、#9白濱僚祐でスタート。滋賀は#33ブラッキンズと#32マブンガが先発した。26秒に秋田が#23スティーブンスのオフェンスリバウンドからの得点で先制。秋田はさらに#3安藤のフローターシュートで4-0とした。滋賀は1分54秒に#33ブラッキンズがゴール下から得点を決めて4-2とした。秋田は2分8秒に#5田口のミドルシュートから6-2としたが、滋賀も#32マブンガのフリースローと、#34狩野祐介のドライブからの得点で6-6とした。その後は互いにシュートが決まらずにスコアが動かなかったが、9-6の7分24秒に秋田は#17中山、滋賀も#24高橋を投入。#17中山はリバウンドにも積極的に絡みながら落ち着いたプレーをみせ、8分45秒には速攻から一人で持ち込んで得点を決めて13-8とした。秋田は9分52秒に#11菅澤紀行が3Pシュートを決めて16-12と4点をリードしてクォーターを終えた。
■第2Q 15-19(31-31)
秋田が終盤に#5田口の活躍で追い上げ同点で前半を終える
オンザコート1のクォーターで、秋田は#30イバン・ラベネルと#55谷口大智でインサイドを組み、#3安藤、#5田口、#16高橋憲一が先発。滋賀は#33ブラッキンズと帰化選手の#3ファイ・サンバが先発した。秋田が26秒に#30ラベネルのドライブから先制。さらに、秋田は#30ラベネルのフリースローで2点を加え20-12とした。滋賀は2分29秒に#3サンバがフリースローで1点を加えると、秋田が攻撃でミスを出した間に、#3サンバのパワープレーを中心にインサイドをしつこく攻めながら5連続ポイントを挙げて20-20とした。秋田は4分49秒に#5田口が3Pシュートを決めて23-20としたが、滋賀が粘り強いディフェンスからブレイクにつなげるなどして23-25と逆転。秋田は#5田口がここから奮闘し、7分14秒と7分45秒に、立て続けに3Pシュートを決めて29-25とし、さらに、29-31とされた9分42秒にも#5田口がミドルシュートを沈め31-31として、同点で前半を終えた。
■第3Q 13-32(44-63)
#7並里の3Pシュートから滋賀が流れをつかみ、秋田が19点差を許す
秋田は#30ラベネルと#55谷口に、#3安藤、#5田口、#9白濱が先発。滋賀は#3サンバと#32マブンガでインサイドを組み、ポイントガードには#7並里成を先発で起用した。1分5秒に滋賀が#6長谷川智伸のフリースローで2点を先制。秋田は1分18秒に#55谷口がミドルシュートを決めたのに続き、#5田口が3Pシュートを決めて36-33とした。滋賀の#6長谷川が3Pシュートを決めた後、秋田も#55谷口が3Pシュートを入れ返して39-36とした。その後、滋賀が2度のフリースローと#32マブンガの3Pシュートで39-41と逆転。秋田も#30ラベネルのフリースローで追い付いたものの、滋賀が#3サンバの得点に続き、#7並里の3Pシュートを決めて41-46と突き放した。秋田がここでタイムアウトを取ったが滋賀の流れは変わらず、#7並里の連続ポイントで41-51と引き離した。秋田は#30ラベネルが得点を加えたものの、滋賀が2連続3Pシュートなどで一気に突き放して44-63となり、秋田は19点差を許して最終クォーターへ進んだ。
■第4Q 17-21(61-84)
秋田が点差を縮められずに突き放され23点差で敗戦
秋田は#13モリソンと#23スティーブンス、#3安藤、#5田口、#9白濱が先発。滋賀は#33ブラッキンズと#32マブンガのインサイドでスタートした。滋賀が#32マブンガのフリースローで2点を先制。秋田は#3安藤がミドルシュートを決めて46-65とした。その後は互いに得点を入れ合う展開となり48-69から、秋田は#23スティーブンスと#13モリソンが連続得点を決めて52-69でオフィシャルタイムアウトに入った。タイムアウト後に#5田口が3Pシュートを決めて55-69としたが、滋賀も#32マブンガのドライブなどで決め返すなどして突き放し、秋田も#30ラベネルを中心に攻めたが点差を縮めることができずに61-84で敗戦した。
■全体
秋田が攻守で奮闘したものの、滋賀に振り切られる
秋田は1クォーターこそボールを良く動かしながら、丁寧にゲームを作って先行したが、2クォーター以降、滋賀の粘り強いディフェンスに苦しめられてリズムを失い、2クォーターの中盤に、滋賀の#7並里に3Pシュートを決められて流れを作られると、一気に引き離されて敗戦した。秋田は序盤でリズムを作りながら、後半に失速する展開が続いている。あすの第2戦で敗れた場合、滋賀と勝率で並び、当該チーム同士の対戦結果で滋賀に上回られるためリーグ全体の最下位に沈むこととなる。滋賀は今日の勝利で11連敗を脱出。勢いに乗ってくる滋賀を止めるのは簡単ではないかもしれないが、この日のゲームでも優位に進めていた場面もあっただけに、気持ちをさらに奮い立たせて戦ってくれるだろう。
■戦評協力:Works Link