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【試合結果】3/19(日)vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ@愛知県体育館

いつも熱いご声援をありがとうございます。

B.LEAGUE2016-17シーズン第23節vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ第2戦、前半で奪われたリードを第3クォーターで追い上げ、第4クォーター・延長戦と気持ちを全面に押し出しての勝利となりました。みなさまのご声援ありがとうございました!

次節は来週3月25日(土)26日(日)にアウェーでのアルバルク東京との対戦になります。アウェー戦が続きますが、引き続きみなさまの応援をよろしくお願いいたします。
 

【試合結果】3/19(日)14:00試合開始 vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ@愛知県体育館

 
    秋田    
    名古屋D    
 1Q 
 18
28
 2Q 
 10
19
 3Q 
 33
16
 4Q 
 23
21
 OT1
 15
12
最終
 99
96
 

プレイバイプレイ・ボックススコア・ハイライト動画こちらからご覧いただけます。
 


【長谷川ヘッドコーチ試合後コメント】
前半、相手のゾーンをオフェンスで崩し切れず引き離されてしまったが、後半は開き直るくらい、気持ちを切り替えていこうと臨んだ。とにかく前からプレッシャーをかけていくことで、自分たちのいいバスケット、オフェンスができた。
今日の勝利は、全員が気持ちを切らすことなく集中してつかんだ勝利だと思う。
2試合をこうして勝てたことは若いチームである秋田にとって自信にもなったので、その自信をこれからの一戦一戦につなげていきたい。


【戦評】
■第1Q 18-28
#8張本が3Pシュートを3本決めるなどして名古屋が先行。秋田が10点の先行を許す
秋田ノーザンハピネッツは、前日の第1戦を70-64で制し、連敗を5でストップ。通算成績を12勝32敗とした。順位は東地区5位、各地区の上位2チームを除いたワイルドカードの順位も9位と残留プレーオフ圏内のままと変わらなかったが、直接対決を4試合残すワイルドカード7位のレバンガ北海道との勝ち数差も4に縮めるなど、残留プレーオフ圏内を脱する足掛かりを作った。名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、1月の最終ゲームから欠場が続く中心選手の#24ジャスティン・バーレルの不在も響いて、攻撃の形を作れずに敗戦。通算成績は22勝22敗の五分に戻したが、西地区の順位は2位と、チャンピオンシップ出場圏を維持した。秋田は#3安藤誓哉と、#2水町亮介や#16高橋憲一を同時に起用したダブルガードを多く使い、ピックアンドロールを意識した攻撃でリズムを作ることに成功。また、秋田に加入して3戦目の#22レオ・ライオンズが22得点を挙げて、秋田の流れを切らせなかった。名古屋は#33ジェロウム・ティルマンが33得点と孤軍奮闘したが、日本人エースの#8張本天傑が2得点に止まるなど、チームとしての攻撃を組み立てられなかった。秋田は第1戦と同じようにインサイドでアドバンテージを握られるか。名古屋は#8張本が強引なプレーだけでなく、周囲と連携できるかがポイントとなる。オンザコートは両チームともに、第1戦と同じ「1、2、1、2」を選択した。

秋田は#22ライオンズと#55谷口大智のインサイドに、#3安藤誓哉、#5田口成浩に、#2水町亮介を先発で起用。名古屋は第1戦と同じく#33ジェロウム・ティルマンと#8張本天傑のインサイドに、#6船生誠也、#12中東泰斗、#21笹山貴哉が先発した。31秒に名古屋が#8張本の3Pシュートで先制。44秒に秋田は#2水町のミドルシュートで応じ、さらに、#22ライオンズがドライブで続き4-3とした。両チームともに、第1戦と違い速い展開で応酬。秋田は#3安藤のドライブや#55谷口の3Pシュートなどで得点を加え、名古屋もインサイドに食い込みながら#8張本の3Pシュートなど外からも積極的にシュートを放って得点を加え、6分54秒で#8張本のこのクォーター3本目の3Pシュートが決まり13-18とリードを奪った。名古屋はその後も#21笹山の3Pシュート、#33ティルマンのバスケットカウント、#8張本のフリースローで連続得点し、13-26と引き離した。秋田がその後、#30イバン・ラベネルの連続得点で5点を加え、18-28とし、秋田が10点のリードを許して1クォーターを終えた。

■第2Q 10-19(28-47)
名古屋のゾーンディフェンスに苦しんだ秋田がリードを19点に広げられる
 秋田は#13スコット・モリソン、#30ラベネルと、#3安藤、#5田口、#16高橋憲一が先発。名古屋は#23    デイビット・ウィーバーと、#33ティルマンでインサイドを組み、ポイントガードに#1藤永佳昭を起用。#8張本も1クォーターに続き先発した。互いにゾーンディフェンスで入る中、1分24秒に名古屋が#33ティルマンのジャンプシュートで先制。その後も名古屋が#1藤永の3Pシュート、#18中務敏宏のドライブで加点し18-35とした。秋田は4分30秒に#30ラベネルがフリースローで2点を加え、このクォーター初得点。20-37でオフィシャルタイムアウトに入った。タイムアウト後も秋田は名古屋のゾーンディフェンスに苦しみ、#16高橋と#5田口の3Pシュートと#22ライオンズのフリースローで得点を加えたが28-47と19点差を付けられて前半を終えた。

■第3Q 33-16(61-63)
秋田が3Pシュートで攻勢を掛けて33得点。点差を2点に縮めて最終クォーターへ
秋田は#30ラベネル、#55谷口、#3安藤、#5田口、#11菅澤紀行が先発。名古屋は#33ティルマンと#8張本のインサイドに、ポイントガードに#21笹山を起用した。秋田が9秒に#5田口の3Pシュートで先制。名古屋が#8張本のフリースローで1点を加えた後、秋田は#5田口と、#3安藤が3Pシュートを連続で沈めて37-48とし、名古屋がタイムアウトを取った。秋田はここからゾーンプレスディフェンスで名古屋にプレッシャーを掛けながら#30ラベネルと#3安藤の連続得点で41-48とした。その後、秋田は#3安藤の連続得点で46-51としたが、名古屋も#6船生の3Pシュートなどで応酬し、10点差で得点を入れ合う展開となった。秋田は7分25秒に#3安藤がドライブからの得点とバスケットカウントを決めて56-63とし、#18藤江建典もフリースローを2本決めて58-63とした。さらに秋田は8分38秒に#55谷口が3Pシュートを左コーナーから決めて61-63とし、このクォーター33得点を挙げて、点差を2点に縮めて最終クォーターへ進んだ。

■第4Q 23-21(84-84)
秋田が逆転に成功し5点リードするも追い付かれて延長戦へ
秋田は#13モリソンと#22ライオンズ、#3安藤、#5田口、#16高橋が先発。名古屋は#23ウィーバーと#33ティルマン、#21笹山、#12中東、#18中務が先発した。56秒に名古屋が#23ウィーバーのアリウープで先制。秋田は1分13秒に#3安藤のジャンプシュートで入れ返した。さらに、秋田は#13モリソンのダンク、#5田口の3Pシュートで追い上げ68-69と1点差とし、名古屋の#8張本の3Pシュートで68-72とされた後も、#16高橋のドライブ、#5田口の3Pシュート、#22ライオンズの3点プレーで76-72と逆転に成功した。しかし、ここから、名古屋が#33ティルマンのジャンプシュート、#8張本の3Pシュートを決めて76-77とし、オフィシャルタイムアウトに入った。タイムアウト後、秋田は#30ラベネルのゴール下からの得点に続き、#22ライオンズが3Pシュートを決めて81-77とし、名古屋がタイムアウトを取った。名古屋が#6船生が得点を決めた後、秋田は8分4秒に#5田口が3Pシュートを決めて84-79とした。しかし、ここから名古屋が2本のフリースローを含む3連続ポイントで84-84と並び、そのまま、オーバータイムに入った。

■EX1 15-12(99-96)
秋田が#3安藤の3Pシュートで突き放し、今季3度目の連勝を飾る
秋田は#30ラベネルと#22ライオンズ、#3安藤、#5田口、#11菅澤が先発。名古屋は#23ウィーバーと#33ティルマン、#21笹山、#6船生、#8張本が先発した。38秒に秋田が#22ライオンズのフリースローで2点を先制。名古屋も#23ウィーバーがオフェンスリバウンドから得点を決めて同点としたが、秋田は2分45秒に#30ラベネルがカットインから得点を決めて88-86とした。名古屋がフリースローで1点を入れた後、秋田は3分40秒に#3安藤が3Pシュートを決めて91-87と突き放すことに成功。さらに、4分16秒に#3安藤がフリースローを2本決めて93-87とした。秋田はその後も#30ラベネル、#22ライオンズ、#5田口のフリースローで得点を加えて99-96で逃げ切り、今季3度目の連勝を飾った。

■全体
秋田に流れを引き込んだ3クォーターのゾーンプレス
秋田は前半、名古屋のゾーンディフェンスに苦しみ28-47と劣勢を強いられたものの、3クォーター序盤のタイムアウト明けから、オールコートでのゾーンプレスからプレッシャーを掛けて流れを引き込み、攻撃では#3安藤のピックアンドロールを中心とした組み立てから9本の3Pシュートを含む33得点を挙げて、一気に2点差まで猛追。4クォーターでは残り1分56秒で84-79とリードしていたものの、フリースローなどで追い付かれて、今季5戦目のオーバータイムに突入した。それでも、秋田は#3安藤を中心に攻撃的なプレーを継続して、勝ち越しに成功。その後も集中したディフェンスで名古屋の攻撃を耐え切って逆転での連勝をつかんだ。今節では#3安藤だけでなく、#16高橋などもピックアンドロールを意識したプレーで攻撃を展開。さらに、インサイドのプレーヤーにボールを入れる動きが増えてくると、本来、秋田が持つアウトサイドからの攻撃の確率も上がってくるだろう。他地区との交流戦は今節で終わり、これからは、再び、東地区との戦いに移る。秋田は#22ライオンズの加入によってしっかりとした軸ができて、戦い方も広がりつつある。まだ、残留争いの渦中にいることに変わりはないが、東地区の上位チームとの戦いでも、この名古屋戦で、これまでと違った戦いができる可能性を示すことができたといえるだろう。


■戦評協力:Works Link


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