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今シーズンも連載します!【第7回目】城東スポーツ整形クリニックpresents【ORAHOのアスリート飯】

【連載第7回】食からはじまる、栄養と体づくり ORAHOのアスリート飯


いつも熱いご声援ありがとうございます。

秋田ノーザンハピネッツでは、未来を担う育ちざかりの10代アスリートに向けて(もちろん成人の方々も!)おすすめのメニューを紹介する連載「ORAHOのアスリート飯」を開始します!
連載にあたり城東スポーツ整形クリニック様にご協力いただき、季節や旬に応じた食材の栄養価なども紹介。また、紹介するメニューは、秋田ノーザンハピネッツのこども食堂”みんなのテーブル”にも登場予定です。
学生アスリートはもちろん、ご飯を作られる保護者のみなさんもぜひ、御覧ください。

第1回目 キーマカレーはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16353

第2回目 鶏のクリーム煮はこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16409

第3回目 ロールキャベツはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16503

第4回目 イワシの蒲焼きはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16556

第5回目 ほうれん草とちりめんじゃこのペペロンチーノはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16640

第6回目 豆腐の具だくさんグラタンはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16714

監修・記事:長嶋智子(JSPO公認スポーツ栄養士)
レシピ紹介:秋田ノーザンハピネッツのこども食堂”みんなのテーブル”


第7回 豚肉とりんごの生姜・にんにく焼き


おすすめポイント
“豚肉とりんごの生姜・にんにく焼き”は大切な試合が近づいてきた日に食べたい料理としておすすめです。
アスリートは試合で良い結果を出すために、練習やトレーニングに加え、食事の摂り方にも気を配り、コンディションを整えることが重要です。試合前1週間は筋肉の修復や疲労回復を目的に主食(ご飯、パン、麺類など)・主菜(肉、魚、卵、大豆・大豆製品など)・副菜(野菜、海藻、きのこ類など)・乳製品・果物が揃った食事を理想としています。豚肉料理はその1週間の中にぜひ入れていただきたい1品です。

豚肉とりんごの生姜・にんにく焼きの栄養
【豚肉】
豚肉は美味しいだけでなく、たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルなどアスリートの身体づくりや試合前のコンディション調整にうれしい栄養がたっぷり詰まっています。特に、豚肉や豚肉の加工品はビタミンB1が多く含まれています。ビタミンB1は炭水化物のエネルギー代謝を助けるビタミンです。疲労回復の栄養ドリンクやサプリメントなどにも含まれることがあります。豚肉は部位によってエネルギーや脂質量が異なります。脂質は試合前には控えたい栄養素ですが、調理に使う豚肉の部位を配慮することで試合に近い日でも豚肉料理を食べていただくことができます。ビタミンB1は加熱に弱く、加熱により1/3~半分ほど損失するとされていますが、にんにくや生姜などのアリシンの成分と一緒に調理することで、ビタミンB1の効果を持続させる働きがあるようです。アリシンを含む食材にはにんにくや生姜以外にも玉ねぎ、ねぎ、にらなどがあります。試合前1週間にはこのような野菜を加えた豚肉料理を作って栄養効果を取り入れてみませんか。
【りんご】
栄養価の高さから欧米では「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言われている果物です。アスリートが注目したい栄養素は食物繊維です。りんごに多く含まれる食物繊維「ペクチン」は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境の改善が期待されます。また、このペクチンは血糖値の上昇を緩やかにすることもわかってきて、持久力が求められる競技種目のアスリートにはうれしい成分です。機能性としては「ポリフェノール」が注目です。呼吸数の多いアスリートでは活性酸素の発生量が増える傾向にあります。活性酸素は細菌やウイルスから身を守る役割を担っていますが、ストレスや過度な運動で過剰に発生してしまうと、逆に自らを攻撃し、人体へ悪影響を及ぼします。ポリフェノールは活性酸素を除去する機能性を持つとされています。最近の研究では脂肪の消化吸収抑制効果や疲労軽減効果があることもわかってきています。
豚肉とソテーしたりんごは相性ばっちりです。りんごの甘味とバターの風味が口に広がります。味付けはしょうゆと砂糖で甘辛く、生姜やにんにくなどの香味野菜のアクセントが加わり、食欲増進が期待できる一品です。

参考文献.新・野菜の便利帳健康編.高橋書店


豚肉とりんごの生姜・にんにく焼き

<材料>(2人分)
 ○生姜焼き豚肉 300g
 ○りんご 1個
 ○塩胡椒 少々
 ○サラダ油 ⼤さじ1弱
 ○バター 大さじ1弱
<生姜・にんにく焼きのたれ>
 ○生姜 10g
 ○にんにく 2粒
 ○みりん 大さじ1.5杯
 ○砂糖 大さじ1.5杯
 ○しょうゆ 大さじ2杯 

作り方
1.豚肉をお好みのサイズに切り、塩胡椒を振った後に小麦粉(分量外)を薄くまぶしておく。(後で切るりんごと同じ10cmぐらいのサイズだと味が馴染む)
2.りんごの皮をむき、厚さ5mm程度の薄切りにする。
3.フライパンにバターを入れ、とけてきたらりんごをいれてしんなりするまで炒めて取り出す。
4.<生姜・にんにく焼きのたれ>を予め混ぜておく。
5.洗ったフライパンに、サラダ油を回し入れ、豚肉を焼く。
6.豚肉の色が変わってきたら、りんごと<生姜・にんにく焼きのたれ>を回しかかけ、表面に照りが出るまで炒める。程よく、タレにとろみが出てきたら完成。


ポイント1:最初にりんごをソテーしておくと、甘みや旨味が引き立ちます。
ポイント2:今回は甘みの強い「雪国よこて銀世界りんご」を使用。酸味の強いりんごを使用する場合はみりんと砂糖を大さじ2杯にするなど調整してお好みの味を見つけてください。


○秋田ノーザンハピネッツのこども食堂”みんなのテーブル”でも2022年12月23日(金)登場予定です!
詳しくはHP(TwitterとInstagramのウォールがあります)をチェックしてください。

第1回目 キーマカレーはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16353

第2回目 鶏のクリーム煮はこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16409

第3回目 ロールキャベツはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16503

第4回目 イワシの蒲焼きはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16556

第5回目 ほうれん草とちりめんじゃこのペペロンチーノこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16640

第6回目 豆腐の具だくさんグラタンはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16714


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